王道鈴家 伊豆の国市 王道家の家系ラーメンが静岡でも食べられる

静岡県伊豆の国市の王道鈴家

伊豆箱根鉄道駿豆線伊豆長岡駅より徒歩5分、テナントビルの一角にお店があります。

近くには世界遺産の「韮山反射炉」があります。

昨年初めて行きましたが、館内でいろんな歴史が学べ、子供たちも遠足できていましたね。

いいところです。

国道136号線沿いに百円ショップレモンがあり、その南側のビル。

同じ並びには寿司屋、焼肉屋、居酒屋などが並び、飲食店が多いところですね。

何と隣はラーメン店「一匹の鯨」。

こちらも何回か来たことがありました。

「一匹の鯨」関連のお店がここ数年、静岡市の中心部にも出来ましたね。

Ramen FAKE(フェイク)はお洒落な店内で、いろいろな種類のラーメンを提供しています。
それらがかなり完成度が高くて、いつも驚かされるんですよね。

Ramen FAKE(フェイク) 静岡市葵区人宿町 味噌ラーメンがおすすめ

ヒトヤドノクジラもお洒落な外観と店内。

女性一人でも入りやすい雰囲気で、女性に受けそうなラーメンが多数提供されています。

「王道家」は、千葉県などで家系ラーメンを提供しているお店。

【移転】吉村家 横浜市西区 家系総本山 おすすめメニューはラーメン

店主の清水さんは、家系ラーメンの総本山「吉村家」で働いたあと、吉村家直系店舗として「王道家」をオープン。

何と給料も休みもなし、睡眠時間は1日2~3時間だったそう。

一日も早く仕事を覚えて独立したいと、吉村家の社長に直訴したのだそう。

その後弟子を育てようと覚悟を決めた直系を離れ、現在に至ります。

「吉村家」が定めた「直系店は1店舗のみを経営して、そこからの独立店は認めない」という決まりがあったんですね。

王道家のもとで修業した弟子がいくつもお店をオープンさせました。

ほか店主の清水さんはけっこう過激な発言をされることでも有名。

YouTubeチャンネルを運営していて、そちらもかなりの人気ですね。

「王道鈴家」の店主さんは、その王道家で修業された方。

故郷静岡の伊豆に王道家の味で勝負したいということで、伊豆の国市にお店をオープンさせました。

オープン初日は清水社長も来られて、大行列が出来たようです。

駐車場は店の前の共同の部分。

店頭に案内図がありますが、かなりの台数とめられます。

訪問時は夜のみ営業中で、開店時には10人ほどの行列が出来ていました。

店内はL字型になっていてカウンター11席のみ。

卓上には数多くの調味料が並んでいました。


こんなに調味料が多いラーメン店は初めて見ましたね。

ニンニクだけで4種類ありました。

全部使い切るのは不可能でしょう。

大きなテレビが設置してあり、ここで清水社長のYouTubeが流れてましたね。

王道鈴家のメニュー

まだ提供されていないものもありましたね。

基本スープは1種類で、トッピングなどでいろいろ変わってきます。

得乗せラーメンとチャーコロ丼

迷ったときは一番左上の法則。

麺の硬さ、味の濃さなどの好みを聞いてくれます。

全部普通でお願いしました。

訪問時は鶏油が市場で不足しているということで、油多めは出来ませんでした。

トッピングはのり、ほうれん草、チャーシュー、味玉、ネギなど。

スープを飲むと、けっこうしょっぱめでビックリ。

醤油の風味がけっこう前面に出ていました。

豚と鳥骨を仕入れて、大量のガラからスープをとることで、濃厚でコクがある仕上がりになります。

クリーミーで厚みのあるスープ。

これは美味しい。

一般的なラーメン店の数倍の量のガラを使用するそう。

この濃厚さにも納得です。

鶏油の風味も食欲をそそるもの。

スープを飲んだ後はほうれん草からいただきます。

血糖値の急上昇を少しでも防ぐため、野菜から食べるのです。

そして海苔がこれだけ多く乗っていたらやってしまう食べ方。

のりをスープに浸し、豆板醤を乗せ麺を巻いていただきます。

にんにくバージョンも試しました。

これがクセになるのです。

自家製麺はコシの強いストレート太麺。

短めで啜りやすいのが、家系ラーメンの麺の特徴。

家系ラーメン御用達と言われている「酒井製麺」の麺が、王道家が直系を離れることにより使えなくなりました。

そこから研究に研究を重ね、王道家の自家製麺が完成したのだそう。

今回は普通の硬さで食べましたが、麺かためも食べてみたい。

チャーシューは燻製されたもの。

豚のもも肉が使われています。

これも吉村家ではお馴染みですね。

スモーキーなもので、旨味が半端ない。

こちらもメチャメチャ美味しい。

チャーシューは増して注文することをおすすめします。

味玉は中身がとろけ出すより少し硬めの仕上がり。

たまごを食べた後、スープを飲むときが至福の時。

チャーコロ丼は、チャーシューを細かく刻んだものがご飯に乗っていました。

やや濃い目の味付けのチャーシューが、ご飯との相性抜群。

そしてありがたいことに卓上にはマヨネーズがあります。

ほとんどのお店で置いてないのでこれは嬉しい。

こんなのかけるに決まってますよね。

この背徳感がたまらない。

メッチャ美味しい。

けっこうご飯の量は多めで、腹パンになりました。

思いついたのですが、ライスを注文してニンニクチップをかけて、マヨネーズをかけて食べるのもアリかなと。

この食べ方を試したことがある方、是非コメントください。

それにしても濃厚なスープに驚きましたよ。

とにかく無料で使える卓上調味料がたくさんあるので、いろいろ試してみたくなるお店。

静岡県内の家系ラーメン店には、静岡の味に合わせているようなお店もありますが、「王道鈴家」さんは、まさに本場の家系ラーメンという感じでした。

家系ラーメン好きなら行かなきゃダメですね。

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