右近 伊東市 外観は和風なのに小田原系デカ盛りラーメンが食べられる

静岡県伊東市の右近

伊豆急行城ヶ崎海岸駅から徒歩11分、県道伊東川奈八幡野線沿いにあるラーメン店。

城ヶ崎海岸に向かう途中にお店があります。

城ヶ崎海岸は断崖絶壁が有名で、よくサスペンスドラマにも登場しますね。

海沿いを歩くことが出来るんですよね。

散歩している人も見かけますよ。

私も何回か行ったことがありますが、高所恐怖症なのでけっこう怖いです。

人が乗っている絶叫マシンの映像を見ていても、気持ち悪くなってきますからね。

ドローンの空撮映像を見ていても怖くなったりします。

話がそれましたが、ほかには「怪しい少年少女博物館」が近いですね。

ラーメン店だと、職人魂の塊のような店主さんのお店「支那そばやわさらび」、パーコーメンがメチャメチャ美味しい「福わうち」などがあります。

伊豆高原でおすすめランチはラーメン わさらび 静岡県伊東市

伊豆高原のらーめん工房 福〇家(ふくわうち) 静岡県伊東市

「わさらび」は沼津時代などを含め、百回以上通っているラーメン店。

魚介系の上品な出汁感がたまらないんですよね。

「右近」店主さんは神奈川県足柄下郡湯河原土肥にある「味の大西 本店」さんで修行されています。

その後伊東市八幡野に1987年にお店がオープンしました。

グーグルマップの口コミを見ると、兄弟げんかがとんでもないことになっている「大西本店」にいらしたってスゴイ。

なので小田原系のラーメンが食べられます。

もう30年以上前のことなので、兄弟げんかなどなかった頃でしょうね。

城ヶ崎海岸に行く途中で見た記憶はありましたが、外観が和風なのでまさかラーメンが食べられるとは思いませんでした。

和風な食事処だと思って入店し、ラーメンを注文したら大変なことになるかもしれません。

それを知ったのはつい最近の出来事。

見た目は観光地の和食レストラン。

駐車場は店の前と店の横、少し奥に第二駐車場もあります。

けっこうな台数とめられるので安心ですね。

店内はテーブル席、小上がり席などがあり外観同様和風な雰囲気。

掛け軸や絵などが飾ってありました。

右近のメニュー

ラーメンの他にはエビフライやとんかつなども食べられます。

チャーシューワンタンメン

ある程度予想はしていたとはいえ、この迫力にはビビりました。

麺が全く見えません。

ラーメンのトッピングはワンタン、2種類のチャーシュー、メンマ、ネギ、三つ葉、のりなど。

隠れていて見づらいですが、レアチャーシューの下に巨大な肉の塊が数枚ありました。

横から写真を撮るのを忘れてしまいましたが、横から見てもかなりの迫力。

スープにはそこそこ油が浮いています。

豚のゲンコツなどを濁らせないように炊いたもので、いわゆる豚清湯でしょうか。

そこに魚介系が加わります。

主に豚と醤油が主張しあっていました。

焦がした油が加わっているのかな、香ばしさも感じられます。

ジャンク感があるのは、小田原系ラーメンの特徴でもありますね。

スープの見た目からは想像できないインパクトのある味。

一度飲んだら忘れられない、中毒性のあるスープです。

時間がたつにつれ、のりの磯感がスープに加わっていきます。

太ちぢれ麺は加水率はやや高めかな。

表面はツルツルしていてシコシコとした食感。

弾力があります。

全粒粉入りでしょうか。

つぶつぶが見られました。

あまりの肉の迫力に圧倒され、麺アップの写真を撮り忘れ。

手打ち風になっていて、ピロピロした感じ。

こういう麺好きなんですよね。

時間がたつにつれスープをすっていきました。

麺硬めで注文してもいいかもしれません。

麺の量は多めです。

味の大西の麺とは少し違いますね。

麺とスープのバランスが思いのほか良かったのにはビックリです。

チャーシューは2種類。

豚バラ肉はかなりの厚さ。

二郎系ラーメンのチャーシューのようですね。

脂身の部分がとろける美味しさ。

煮込んであり柔らかめの仕上がり。

これが何枚も入っていましたからね。

しかも、最初の見た目からは想像できませんでした。

後から沈んでいたチャーシューがけっこう出てくる感じでしたね。

これはスゴイ。

味の大西もチャーシューてんこ盛りなので、修行先の影響なのでしょう。

噛んで飲みこむのに時間がかかります。

恐ろしいほどの食べ応え。

箱根山麓豚という銘柄豚を使用。

豚肉独特な臭みを取り除いた、とってもジューシーな風味豊かな豚肉です。

ピンク色したレアチャーシュー。

折りたたまれていて数枚乗っていました。

豚ロース肉だろうか。

しっとり柔らかでこちらも美味しい。

超肉厚の豚バラチャーシューとは正反対で、上品な味わい。

ワンタンは餃子のような大きさで、中身が詰まっています。

肉、生姜、タマネギなどがこれでもかと詰まっていました。

一つだけでも食べ応えがあります。

皮はチュルチュル。

肉餃子といった感じ。

ジューシーでとても美味しい。

普通のラーメンでも、他の店のチャーシューメンくらいチャーシューが入っているようです。

静岡県内で小田原系ラーメンが食べられる貴重なお店。

しかも店主さん、味の大西の中でも本店出身ですからね。

正直初訪問が今になったのが悔やまれます。

外観とは裏腹にガッツリ食べたい大食いさん御用達のお店なのでした。

普通に揚げ物なども評判がいいようです。

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