静岡県菊川市の餃子の店 宝龍本店
東名菊川インターから車で12分、昔からある老舗ラーメン店。
周りにパチンコ店やスーパーはありますが、のどかな場所になります。
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車でないと行くのは大変な場所。
創業は何と昭和36年(1961年)。
現在の場所に移転してからは30年ですが、60年の歴史があるお店。
今年発売された静岡の町中華という本にも載っています。
静岡の町中華 炒飯、餃子、麻婆豆腐、酢豚etc.愛すべき静岡のう (ぴあMOOK中部)個人的には50年を超える老舗には最優先で行きたいのでして。
2回目になります。
宝龍は掛川や浜松にも同店名のお店があります。
関係性まではちょっと分からないので、ご存じの方がいらしたら教えてください。
店頭にはカメラのコレクションや色んなものが展示されていて、家庭的な雰囲気でほっこりさせられます。
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店内入ると大きな厨房を取り囲むように席が配置されています。
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カウンター18席、テーブル16席合計34席の広い店内。
かなり広くゆったりとしたスペースがある厨房。
初代店主のおじいちゃんは84歳。
息子さんと2人で営業されていました。
息子さんが二代目ということで現在の店主さんになります。
使い込まれた厨房は見事なもの。
中華鍋を振るうのを見ていれば、美味しいのは間違いないというのが分かります。
オレンジ色のカウンターテーブルにオレンジ色の椅子。
ノスタルジックな雰囲気がたまらない。
宝龍本店のメニュー
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麺類はラーメン、たんめん、チャーシューメンの3種類。
餃子とチャーハンもあります。
字が大きく書いてあるので私のようなお年寄りにはありがたい限り。
カロリーや成分表の表記がありました。
ラーメン&餃子
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ラーメンのトッピングはチャーシューとメンマというシンプルなもの。
麺がきれいに折りたたまれています。
スープは昔ながらの鶏ガラ醤油味で優しい感じ。
出汁感はそんなに感じられませんが、塩分が控えめなようで不思議といくらでも飲めそうなスープ。
油っこくもないんですよね。
歳を取ってくるとこんなのがいいんです。
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細ちぢれ麺は加水率高めでモチモチした食感。
メンマはコリコリとした食感。
チャーシューはモモ肉で噛み応えのあるもの。
これといって特徴のある味ではないかもしれませんが、飽きのこないところが長年愛される理由の
一つだと思います。
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餃子は皮から手づくりしているのもので、焼き目の部分はパリッとしてそうでないところはもちっとした食感。
皮はちょっと厚めでしょうか。
中身は野菜と肉のバランスが絶妙でジューシーでとても美味しい。
さすが餃子の店です。
最初は酢コショウ、その後は醤油とラー油でいただきました。
帰りがけ、レジに行くと飴玉無料というのがありました。
それにしても丁寧な接客が印象良かったです。
以前は厨房内に3人いたのですが、この日は2人でした。
私がいる間はひっきりなしにお客さんが入ってきて、地元で愛されているのが分かります。
チャーハンも評判のようだしぜひまた来たいお店なのでした。