静岡県浜松市中区の餃子の大福
JR東海道線浜松駅から車で11分、雄踏街道から少し入った場所にある餃子とラーメンの店。
隣は浜松西郵便局になります。
佐鳴湖やスズキの本社が比較的近いですね。
ラーメン店だと以前来たことがある『麒麟』のすぐ近く。
接客が素晴らしい印象のあるお店です。
浜松餃子と富士宮焼きそばは全国的にも有名ですよね。
浜松市は餃子の消費量で日本一になったことも何度かあります。
宇都宮も餃子で有名ですよね。
「浜松餃子」と「宇都宮餃子」の違いは、浜松餃子は主に焼き餃子ですが、
宇都宮餃子は焼き餃子と水餃子がメインになります。
更に浜松餃子はキャベツが具材の野菜のメインですが、
宇都宮餃子は白菜が主に使われています。
「浜松餃子学会」によれば、浜松餃子の定義は、浜松で作られた餃子であることと、
製造者が3年以上浜松に在住している事が条件なのだそう。
通常の餃子に比べキャベツなどの野菜が多めで、あっさりしていて甘みがありヘルシーなものが多いです。
浜松市内には餃子専門店が80軒以上あり、
居酒屋や持ち帰り専門店などを含めれば餃子を提供する店は300軒以上もあるといわれています。
円形の並んだ餃子の真ん中に、もやしが添えられているのをよく見かけます。
この形も特徴的ですよね。
私も何十軒と浜松餃子を食べてきましたが、一番印象に残っているのは助信の『むつ菊』。
焼きが完璧だと思った餃子でした。
餃子の大福は創業25年以上の餃子で有名なお店。
中でも『げんこつ餃子』が名物です。
駐車場は店の隣の砂利の場所。
数台分ありました。
大きな大福という文字が目立つ外観。
気軽に入りやすい雰囲気です。
店内は細長いつくりになっていて、カウンター席とテーブル席があります。
年季が入っていていい雰囲気。
カウンター席上には有名人のサインが多数ありました。
主なメニューはラーメンと餃子。
ラーメンは醤油味と味噌味があります。
以前はとんこつもあったようですね。
餃子は通常の餃子とシソ入り餃子、げんこつ餃子があります。
各種定食もありました。
定食のライスは大、中、小から選べて、おかわり自由で確実に腹一杯になれること間違いなし。
大食いさんでも安心ですね。
ラーメン定食
味が選べるので醤油味で、ご飯のサイズは小にしました。
餃子は8個またはげんこつ餃子4個から選べるので、げんこつ餃子で。
ラーメンのトッピングはかまぼこ、ネギ、もやし、チャーシュー、メンマなど。
スープのベースは鶏などのガラと思われ、さらっとしています。
けっこうニンニクの風味を感じました。
ニンニク好きにはたまらない。
予想してなかったので、これにはビックリです。
油がそこそこ浮いていましたが、くどさはなく口当たりがいいです。
コショウがよく合いますね。
中太ちぢれ麺は黄色い色。
表面はツルツル。
モチモチした食感です。
昔ながらの中華そばの麺という感じ。
チャーシューは豚バラ肉で、箸で持つと崩れ落ちそうなほど柔らかい。
とろける美味しさです。
もやしはシャキシャキしていました。
げんこつ餃子は四角い形。
包み方が特徴的です。
一つの大きさがかなりのもので、箸でつかむと重量感を感じます。
一口で食べるのは困難ですね。
一個約58gあるのだそう。
皮は厚めでモチモチしたもの。
焼いているのが見られましたが、けっこう時間がかかっていました。
皮が厚くて大きいので、焼くのに時間がかかるのでしょう。
時間に余裕をもって行くことをおすすめします。
静岡特産もち豚肉と新鮮な野菜を使用したもの。
甘みがありジューシーでとても美味しい。
ニンニクが効いていました。
卓上に酢はなく、醤油とラー油でいただきました。
他では味わえない餃子に大満足。
卓上にあったおかずラー油。
これをご飯に乗せていただきます。
甘みと辛さが交互に感じられ、とても面白い味。
次があってごごはんのおかわりはしませんでしたが、ここだけで終わるならもっと食べたかった。
全体的に値段が安くてボリュームがあるという感じ。
訪問時ラーメンは単品で570円でした。
餃子は持ち帰りで買っていくひともけっこういるようです。
お店のHPで販売もしていました。
焼いたものを購入するなら、事前に電話をしておいたほうが良さそう。
餃子は海老入りやシソ入り、焼豚入りなどもあるようなので、次回はそちらを食べてみたいです。
持ち帰って家でビール飲みながら食べるのもよさそう。
訪問時支払いはpaypayなど一部のQRコード決済や電子マネーでも出来ましたよ。