静岡市清水区の蒲原館
2021年末に一度閉店しました。
現在は再開して営業中。
お店の方から伺いました。
JR東海道線蒲原駅の目の前、東海道沿いにある老舗人気食堂。
外観は白と黒でシンプルな感じです。
久保田利伸さんがNYから帰ってくるたびに訪れることで知られています。
久保田さんの実家は蒲原の八百屋さんということでも知られています。
店内には久保田利伸さんのポスターが貼ってあり、ラーメン日本一というサインもあります。
駐車場はお店の前と横に10台分、蒲原駅前のロータリーの一角に2台とめられます。
店内はけっこう広くてテーブル席と小上がり席があり、合計32人入れます。
和風な感じでそば屋みたいな雰囲気でもあります。
昼の部開店直後くらいでしたが、けっこうお客さんが入っていました。
地元の年配の常連さんが多いという感じです。
蒲原館のメニュー
麺類はラーメンのみで10種類あります。
丼物はカツ丼など4種類。
ご飯類はチキンライス、オムライス、チャーハン、カレーライスなどがあります。
他定食もいくつかあります。
揚げ餃子ラーメンがあるのに単品で揚げ餃子がないのが不思議なところ。
理由をご存じの方がいらしたらコメントをいただけると助かります。
揚げ餃子ラーメン
普通のラーメンが600円、揚げ餃子ラーメンが700円で100円しか違わないという理由でこちらにしてみました。
何と揚げ餃子が4つも乗っています。
これはお得感があります。
他トッピングはねぎ、なると、のり、メンマなど。
スープは昔ながらの鶏や豚のもので、煮干なども感じられけっこう出汁感も強めです。
甘みやゴマ油の香ばしさも感じられます。
ややちぢれた中細麺は加水率低めでパツンとした食感。
出汁感の強いスープに負けていません。
揚げ餃子は肉や野菜がバランスよく入ったもの。
アツアツで皮はサクサク、中身はジューシーでとても美味しい。
いきなりがぶっといくとやけどするかもしれません。
全体的にスープと麺のバランスがよくて、夢中になって食べられるラーメンだと思いました。
実際ラーメンを食べているお客さんが多かったです。
一言で言ってしまえば昔ながらのラーメンなんですが、いろいろ計算されたラーメンだというのが分かります。
チャーハン
ネギや玉子、細かく刻んだチャーシューなどが入ります。
油はやや多めでこってりしっとりな感じ。
最初からコショウが入っていてスパイシーさもあります。
しょっぱ過ぎず丁度いい味付け。
ラーメンも美味しいがチャーハンの完成度もとても高く、安心して食べられます。
添えられたスープはラーメンスープよりあっさりしていて少し油っぽさのあるチャーハンとの相性抜群。
半チャンラーメンのメニューがないので単品で注文でしたが、美味しいのでこれくらいペロッと食べられました。
広い店内ではありますが、混雑時は外待ちも出来るような人気なのです。
地元で愛され続けてきた名店が【閉店】とは残念な限り。
今年中にまた何回か行きたいと思っています。