静岡県島田市の中華一番
JR東海道本線島田駅から徒歩11分、住宅街の中にある中華料理店。
アピタ島田店の比較的近くになります。
ラーメン店だと、フレンチ出身の店主さんが作るラーメンが独創的で美味しすぎる「麺屋 とらいわ」、カナキン系のキムチが入ったラーメンがクセになる「めんや大喜」などが比較的近いです。
ほか車で数分の場所には、私が百回以上通っている超有名ラーメン店「麺屋燕本店」や、とんでもなくレベルの高いラーメンが食べられる「ル・デッサン」などもありますね。
このあたりはラーメン店が多いですね。
それにしても、「番」が付く中華料理店って、本当に多いです。
焼津市の超ノスタルジック中華料理店「五十番」、伊東市の商店街にも老舗町中華「五十番」があります。
浜松市には東京荻窪に本店がある「荻窪ラーメン十八番」があり、伊東市にも老舗町中華「十八番」があります。
荻窪ラーメン十八番 浜松市 おすすめメニューは十八番ラーメン
なぜ「番」が店名につくようになったのだろう。
ご存じのかたがいらしたら教えてください。
中華一番は島田市では本通りと呼ばれる東海道から少し入った場所にあります。
中村菓子舗という和菓子屋さんのところを入っていきます。
まわりはほぼ住宅街。
知っている人しか来ないであろう場所。
初めて行く人は、え?こんな場所にあるの?と思うこと間違いなし。
私もナビで行きましたが、本当に到着するのか少し不安でした。
路地裏という言葉が合う立地。
隣は居酒屋です。
駐車場は居酒屋のものと同じ場所。
共用駐車場になります。
外観はオレンジ色と赤色のかわらが見事に並んでいますね。
この瓦を見て、沼津市の「五福星」を思い出しました。
五福星 沼津市大岡 激渋ラーメン店のおすすめメニューはチャーシューメン
住宅街に突如として現れる感じだから、違和感がありますね。
袖看板が日に焼けたりしてメチャメチャ年季が入っていていい感じ。
変色した感じがいいですね。
島田市らしく、日本酒の銘柄は大村屋酒造場の若竹。
外観を見ただけで入りたくなる衝動にかられました。
けっこうな老舗だと思いますが、創業はいつくらいなのだろう。
こういうのが気になるんですよね。
ご存じの方がいらしたら教えてください。
そういえば、お店のツイッターアカウントがあるんですよ。
私もフォローさせていただいています。
店頭のサンプルも素敵な感じ。
店内はカウンター席と小上がり席あり。
ノスタルジックな雰囲気がたまらない。
こういうお店に入ると、何だかほっとします。
厨房内にはおとうさんとおかさあん。
いつものように撮影許可をいただきます。
中華一番のメニュー
麺類、焼きそば類、飯類、丼もの、スープ、一品料理など種類は豊富。
ラーメンとレバーチャーハン
厨房を観察していると、お父さんがラーメンを作り、おかあさんがチャーハンを作っていました。
お父さんの平ざるの湯切りも見事ですが、おかあさんの中華鍋さばきも素晴らしい。
リズミカルな音が聞こえてきます。
こういう音が聞こえる店は、今までハズレがなかったんですよね。
ところで初めての店で2品注文してしまいましたが、大丈夫だろうか。
チャーハンが三島市の「しんちゃん」並みにデカ盛りだったらどうしようなどと考えてしまいました。
提供された量を見て一安心。
これなら食べられそう。
後から知ったのですが、レバーチャーハンは半チャーハンにも出来るとのこと。
ラーメンのトッピングはなると、メンマ、チャーシュー、のり、ネギなど。
スープは鶏ガラ中心でしょうか。
しょうゆ味でさっぱりしています。
油はそんなに多くなく胃に優しい感じ。
ほっとする味ですね。
昔ながらの中華そばという感じ。
細ちぢれ麺は柔らかめの仕上がり。
もっと黄色くてツルツルシコシコしたものを想像していましたが、ちょっと違いました。
加水率高めでモチモチした感じ。
レバーチャーハンは、チャーシューの代わりにレバーが入っています。
ほかにはたまごがはいっていました。
塩加減は控えめで全体的にしっとりした感じ。
レバーのおいしさを引き出すような味付けですね。
レバーはもっと臭みがあるのかと思いきや、それほど気になりません。
紅ショウガがわずかな臭みを消してくました。
レバーがけっこう多めに入っていましたよ。
フワッとした食感とコリっとした食感が入り乱れていました。
鉄分補給にいいですね。
レバーが好きな人には是非一度食べてほしいです。
初体験の味に大満足。
レバーチャーハンが食べられるおみせって、なかなかないですよね。
この雰囲気の中で食べるから、余計美味しく感じます。
やっぱり雰囲気って大事ですよね。
地元の方々しかこない場所だと思いますが、常連さんがけっこう来ていましたよ。
地元で昔から愛されている町中華なのでした。