満喜 富士市 富士駅前の超昭和レトロ食堂でラーメン&餃子

静岡県富士市の満喜

JR東海道線富士駅から徒歩1分、駅のすぐ近くにあるラーメン店。

駅前センタービルという建物の1階にあるのですが、グーグルマップだと建物のど真ん中に印があるので、四方を道路に面している建物のどちら側に面しているか分かりません。

私も迷ってビルを1周して、東側に面していることを発見しました。

車だと西側も東側も一方通行なんですよね。

駅前にありながら、見つけにくいお店なのです。

最近まで存在を知りませんでした。

多数の人は、お店が面している1本西側の道しか通らないと思います。

私もそうでした。

富士駅の周辺にはいくつかラーメン店がありまして、駅南には『安兵衛』があります。

数年前にすぐ近くの場所から移転オープンしました。

移転前からかなり人気の町中華で、いつもお客さんでにぎわっています。

ここのチャーハンはメチャメチャ旨い。

私も移転前と移転後の両方行っていますよ。

訪問時週休3日の営業でした。

【移転】安兵衛 駅南支店 富士市 ラーメン&究極のチャーハン

駅北には『札幌ラーメン北道』があります。

店主さんは味噌ラーメンの名店『すみれ』関連にいらした方のようで、ラードに覆われたアツアツの味噌ラーメンが食べられます。

メディアにもほとんど出てきませんが、『すみれ』や『純連』が好きな人は、是非一度食べてみることをおすすめします。

西の方には『西屋』があります。

店主さんは麺屋中川出身で空手をやっており男気のある方。

一見コワモテですが、『組長』と呼ばれ後輩の面倒見もよく優しい方です。

ガッツリ系のラーメンがウリで、デカ盛り大食いマニアの間では有名なお店。

何回かお店は変わっていますが、今の店の前や麺屋中川時代からから通っているお店です。

満喜』ですが、お店の駐車場はありません。

店の東側に『パピー駐車場』があり、有料ですがそちらを利用するのが分かりやすい。

以前パピーというショッピングセンターのビルがあったんですね。

そちらが閉館してから、富士駅前の商店街もさびれていってしまったような気がします。

外観は今まで訪問してきたラーメン店の中でも、屈指のノスタルジックさ。

私のようなマニアにはたまらないですね。

店頭にはバイクが置いてあり、荷台に木台があったので、出前もやっているのだろうか。

もしそうならこのバイクで出前って、かっこいい。

店頭には植物が置いてあり、水槽もありました。

訪問時営業時間内のはずで、営業中の札も出ていましたが、店内はなぜか真っ暗。

勇気を出して入ってみたら、奥からおじいちゃんが出てきました。

たまたま休憩していたとのこと。

あまり商売っ気がないのでしょうね。

店内も期待通り昭和レトロな雰囲気。

ノスタルジックさは、今まで食べてきたラーメン店の中でも指折りのもの。

焼肉も提供しているようで、天井には無煙ロースターが。

漫画本が大量にあるのもポイント高いですね。

店内はカウンター席とテーブル席有。

初めての人、女性の人などはちょっと入りづらいかもしれません。

満喜のメニュー

ラーメン、焼きそば、カツ丼、定食類、カレーなど。

あれ?焼き肉がなかったな。

ラーメンと餃子

ラーメンのトッピングはなると、ネギ、チャーシューなど。

スープはあっさり醤油味。

油は少なめでさっぱりしていますが、何とも表現しがたい味。

だし感はそんなに感じず、さらっとしています。

コショウを振っていただきます。

細くてやや縮れた麺は、柔らかめのもの。

餃子は焦げ目がついて、よく焼かれていました。

肉や野菜、ニンニクなどバランスよく入っています。

まずは塩コショウでいただきました。

孤独のグルメで紹介されていた食べ方で、一度見たらやらずにはいられなくなりました。

そのごは醤油とラー油でいただきましたよ。

この雰囲気の中で食べるからいいんですよね。

私がモットーにしているのは、雰囲気も味のうちということ。

まさにピッタリ当てはまるお店でした。

おじいちゃん一人で営業されていたので、いつ閉店してもおかしくないかと思われます。

ラーメン界の文化遺産みたいな貴重なお店ですね。

行けるうちに早めに行っておくことをおすすめします。

満喜の住所・営業時間・定休日など

※訪問時のもの

営業時間 12:00~21:00

定休日  不定休

住所    静岡県富士市本町3−16

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