静岡市葵区紺屋町の富士ノ國らぁめん大使
JR東海道線静岡駅から徒歩数分、紺屋町地下街にあるラーメン店。
静岡駅北口から地下街を北に向かうとお店があります。
若い人は知らないかもしれませんが、1980年に静岡駅前地下街爆発事故があったんですよね。
現在は静岡駅に通じる地下道として多くの人が歩いています。
ゴールデン地下街と呼ばれてもいます。
お店は以前『サスケ』というラーメン店だった場所。
何回か行ったことがありました。
以前神奈川県横浜市に『相模ノ國らぁめん大使』がありましたが、閉店し静岡にお店をオープンさせました。
店主さんの前職はイタリアンシェフ。
その経験を生かしたラーメンが自慢なのだそう。
車で行くなら静岡駅地下駐車場『エキパ』利用が便利。
最初の30分100円でその後15分ごと100円かかります(訪問時)。
実は静岡にずっと住んでいながらここを利用したのは初めてでした。
そこから歩いて数分。
店内入って右側に券売機があります。
店内はカウンター席とテーブル席。
客席に座ると厨房の中は見えません。
富士ノ國らぁめん大使のメニュー
主なメニューは中華そば・煮干そば・和えそばなど。
チャーシューご飯やカレーご飯などもあります。
値段はいずれも訪問時のもの。
特製ラーメン+チャーシューご飯
ラーメンのトッピングは2種類のチャーシュー・のり・なると・メンマ・ネギ2種類・半熟味玉など。
スープを飲むと、醤油の風味が際立っているのが分かります。
醤油だれは4種類の醤油・鰹節など節系・昆布などから作られたもの。
スープは鶏などの動物系と魚介系のWスープ。
鶏の香りがする比較的あっさりしたもの。
香りがいいですね。
細ストレート麺は貴重な国産小麦『夢ちから』使用のもの。
加水率はやや低めでパツンとした噛み応え。
全粒粉入りでところどころ黒いつぶが見えました。
チャーシューはロースとバラを塩漬けにして、低温調理で作られます。
美しいピンク色でしっとりとした仕上がり。
半熟味玉は割ると中身がとろけ出てきます。
これくらいが個人的に好きな茹で加減。
チャーシュー丼は刻んだチャーシューがご飯の上に乗り、甘めのタレがかかっていました。
タレはご飯にまでしみ込んでいて美味しい。
やや甘めなのでコショウを振っていただきました。
ところで、卓上に2種類の粉末が置いてありましたが、お店の方に聞いたら黒コショウと白コショウなのだそう。
品名を書いたシールでも貼ってくれたら分かりやすいのですが。
周辺の居酒屋は閉店してしまったところも多く、シャッターが閉まっていたところも多いので、頑張ってほしいです。