静岡県焼津市の麺屋才蔵
JR東海道線西焼津駅から車で11分、イオン焼津店の近くにあるラーメン店。
店主さんは神奈川の超有名ラーメン店出身。
店主さんが在籍していたころのその店はラーメン業界を仰天させたようなラーメンを作っていました。
私もその味に衝撃を受け、何度も通いました。
静岡県内にもその有名店出身のお店があり現在は閉店してしまいましたが、三島に「藤堂」というお店がありました。
そちらも何度も通いました。
それくらい神奈川淡麗系と呼ばれるラーメンが好きなのです。
麺屋才蔵は外観も店内もカフェのようなお洒落なお店。
女性一人でも入りやすいと思います。
カウンター席とテーブル席がありますが、厨房内はそこからは見えません。
店主さんの他にも女性スタッフが何人かいました。
訪問日は平日昼の部開店前でしたが、開店前から行列が出来、相変わらず人気なんだと思いました。
食べ終わるころには店内満席で待ちが出来ていました。
麺屋才蔵のメニュー
主なメニューは醤油ラーメンと塩ラーメン。
そこに鶏油や味玉が入るメニューがあります。
辛いラーメンもあります。
かけそば530円も破格の値段だと思います。
かけスタイルのラーメンがあるのは、スープに自信がある証拠だと思っています。
ご飯類が何種類かあって、PTAごはん、三食ごはん、チャーシューごはんなどがあります。
どう違うんだろ、気になりますよね。
他平日限定で麺の増量がプラス30円なんてのもあります。
醤油ラーメンとチャーシューごはん
まず見た目がとても美しいです。
醤油ラーメンのトッピングはチャーシュー、ほうれん草、メンマ、のりなど。
食べる前からカツオなど魚介系の上品な香りが感じられます。
スープを一口飲むと、動物系と魚介系の美味しさが時間差攻撃で襲ってきます。
これは中村屋のラーメンを初めて食べたときの感覚に似ています。
特にカツオの風味がたまらない旨さ。
うわ、メッチャ美味しい
スープでこんなに感動したのは久しぶりです。
食のプロの方も同行していましたが、しきりに旨い、旨いと言っていました。
こんなスープは静岡ではここでしか味わえないと思います。
細ストレート麺は加水率低めのややパツンとしたもの。
滑らかな食感です。
チャーシューは炭で炙られていて香ばしさがたまらなく食欲をそそります。
これも修行先から引き継いでいるものと思われます。
けっこう肉厚で一口では食べられないのも嬉しいポイント。
このチャーシューもメッチャ美味しい。
チャーシュー麺がメニューにあったら確実に頼んでいます。
チャーシューごはんは、チャーシューを細かく刻み味付けし再仕込みしたものを注文ごとに水菜と和えてご飯に乗せてタレをかけましたとのこと。
肉は細かいのですが旨味がギュッと詰まっていてラーメンの上に乗ってるチャーシューとは違った旨さ。
肉は柔らかく味もしみこんでいてとても美味しい。
ごはんにもタレがしみ込んでいるのがいいですね。
こりゃたまらない美味しさ。
ラーメンの値段も何年も前と変わっていないような気がします。
このお値段でこの旨さはぶっちゃけ信じられないです。
全体的に和風なラーメンという印象です。
カツオなど魚介系が効いていましたからね。
これは近いうちに塩ラーメンも食べに来なくては。
平日でも行列が出来ることに納得なのでした。
自信をもって人におすすめ出来るラーメン店なのでした。