静岡県浜松市北区細江町の蔵前家
天竜浜名湖鉄道金指駅から車で9分、聖隷三方原(みかたはら)病院の近くののどかな場所にあるラーメン店。
目の前には紀楽という餃子で有名な中華料理店があり、店主さんの実家になります。
店主さんは家系ラーメンの有名店「六角家」出身で、お店は以前東京にあり、故郷の浜松に戻ってきたことになります。
浜松の市街地からはかなり離れていますが、もう何回もお邪魔しているラーメン店。
静岡市内から下道で2時間かかります。
訪問時はカウンター席のみになっていて、各席ごとに仕切りがありました。
テーブル席だった場所にはニンニク、豆板醤などの調味料が置いてありました。
たまたまお店が貸し切り状態だったので、店主さんに「好きに写真撮ってって」と言われ、いろいろ撮影してみました。
何と厨房内も撮影させていただきました。
「この角度からこう撮った方がいいよ」などとアドバイスもいただきました。
湯切りもバッチリ動画に納めることが出来ました。
ありがとうございます。
蔵前家のメニュー
ラーメン 700円
チャーシューメン 900円
つけ麺 900円
まぜそば 900円
他麺の量が多いラーメンや、麺半分のラーメン、各種トッピングがありました。
油の量、麺の硬さ、味の濃さなどの好みを聞いてくれます。
訪問時は朝10時~14時になっていて、朝10時~11時の間は無料サービスもありました。
これはありがたい。
蔵前家のラーメンとキャベチャー
血糖値の急激な上昇を少しでも防ぐためまずはヤサイから。
刻んだチャーシューが乗り、タレやゴマ油などで味付けされています。
かなり量が多いので最初に全部食べるのをあきらめました。
これが時間限定ですが無料ってスゴイ。
恐れ入ります。
そういえば、私もコメントさせていただきました静岡究極のラーメンAWARD2021、豚骨部門1位の貫徹屋家にもキャベチャーがありました。
お店の手違いでおまたせしてすみませんと言われ、キャベチャーが無料で提供されたということがありました。
ちなみに豚骨部門2位は御前崎市の味わい亭、3位は蔵前家になっています。
私も3軒とも何度もお邪魔しています。
トッピングはほうれん草、チャーシュー、のり3枚など。
ラーメンショップと同じように、のりをスープに浸して豆板醤を乗せ、ほうれん草や麺を巻いていただきます。
これは一度やりだすとやめられなくなるんですよね。
豚骨スープはどっしりした感じで表面に鶏油が浮いています。
バターのような鶏油独特の風味が食欲をそそります。
どっしりなんだけど後味は意外とさっぱりなんですよね。
クリーミーで濃厚です。
豚骨などの動物系の臭みはほとんど感じられません。
以前と比べてスープが濃くなったような気がしましたが、気のせいかな。
麺は家系ラーメン御用達の酒井製麺のもの。
酒井製麺の麺は、のれん分けした正当な家系ラーメン店でしか扱えないとされています。
中太平打ちストレート麺は弾力があり、すすりやすい長さなのが特徴。
他のラーメンの麺と比べて短めです。
のりは分厚く、磯の風味がたまらないもの。
これが3枚も乗っているのだからうれしい限り。
この海苔、本当に美味しいです。
海苔マシにすればよかったかも。
途中でおろしにんにくや豆板醤を追加して美味しくいただきました。
今回は営業時間が変更になったばかりでお客さんはそんなにいませんでしたが、こんなことは本当に珍しく、いつも混んでいるイメージしかありませんでした。
え?こんな場所でこんなにお客さんが来るの?と驚いてしまうこと間違いなし。
店主さんの男気にほれ込んでしまうお客さんも多数いるんですよね。
熱狂的なファンも多いラーメン店なのです。
蔵前家の営業時間、定休日など
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