静岡県伊東市の麺や一徳
JR川奈駅より車で5分、国道135号線からオートバックスのところを少し入った住宅街にあるラーメン店。

平日夜の部ですが、開店待ちをしている人もいます。
店主さんは以前三島にあった『藤堂』出身。
藤堂は何度も通ったラーメン店なので期待してしまいます。
商い中の看板には今はなき五轍の文字があります。
一徳の店主さんは五轍の店長さんだったようです。
私も食べに行きましたが、藤堂の姉妹店だったんですよね。
駐車場は店の向かいに数台とめられます。
黒を基調とした外観。
店内はカウンター席と座敷席があります。
食券をお店の方に渡して待っている間に店内ほぼ満席になりました。
すごい人気です。
ちなみに藤堂の店主だった方はは焼津市の麺屋才蔵店主と同じく中村屋出身。
藤堂出身の方がこちらの一徳、他には吉田町のますだやもそうです。
一徳のメニュー


主なメニューは油そば、つけ麺、醤油ラーメン、塩ラーメンなどがあります。
季節限定で冷やしラーメンもあります。
他にもマー油が入ったつけ麺なども。
おすすめは油そばのようです。
通信販売もあります。
楽天市場から買うことが出来ます。
塩ラーメン
なぜ塩ラーメンしたかというと、ここの前にお邪魔した『中華 武ぞう』の店主さんが、「一徳で塩ラーメンを食べないとだめだ、ウチにラーメン食べに来てる場合じゃない」と言っていたので(笑)

トッピングはのり、チンゲン菜、メンマ、チャーシュー、味玉など。
透き通ったスープは美しく、これは食べる前から期待が出来そう。
スープを飲むと、鶏や豚などの動物系と魚介系のWスープだと思われます。
清湯系で魚介系が前面に出ています。
ストレートの細麺をすすると、口の中に魚介系が広がります。
麺とスープのバランスがよく、麺がスープを持ちあげるんですよね。
これは美味しい。
こういう瞬間がたまらないです。
この麺は都内から取り寄せているそうです。
そして嬉しいのは豚バラロールチャーシューが炙ってあるところ。
香ばしくて食欲がわきます。
これも修行先の特徴でもありましたね。
トッピングの一つ一つも抜かりはありません。
全体的にさっぱりとした味でした。
麺とスープのバランスがよくて一杯のラーメンとしての完成度も高いと思いました。
初期の藤堂とは違った味ではありますが、美味しかった。
今度はお店おすすめの油そばも食べに来なければ。
藤堂、復活してくれないかななんて思ったりもしたのでした。