清水町の柿田川ひばり
伊豆箱根鉄道駿豆線三島広小路駅から車で6分、国道1号線八幡東交差点を南に向かうとお店があります。
エスポットの目の前の飲食店などがいくつか入っているビル。
交通量はけっこう多く、店の前の道は渋滞していることもしばしば。
近くには富士山の湧き水で有名な柿田川公園があります。
ラーメン店だと、『神丼』だった場所に移転した『麺屋中川本店』、大勝軒の味を引き継ぐ店『つけめんや Dots』、有名ユーチューバーでもある店主さんの店『ラーメンろたす』、行列の出来る店『ラーメン猪のしし』、お洒落なお店『らーめん伽羅』などがあります。
清水町ってけっこうなラーメン激戦区なんですよね。
どこに行こうか本当に迷います。
店主さんは東京に本店がある有名ラーメン店「ど・みそ」出身。
以前はのれんに表記がありましたが、今もあるのかな?
ど・みそと言えば、オリジナルな味噌ダレ、香味油、背脂をスープに溶かした濃厚スープが有名ですよね。
私は東京へはしょっちゅうラーメンを食べに行って
いたので、味は体験済みでしたが、この濃厚味噌ラーメン
の味は独特で、初めて食べたらビックリすると思います。
福井にもお店があり、庄のとど・みそのコラボ店で
ラーメンが食べられました。
東京の濃厚味噌ラーメンが福井でも RAMEN W ~庄の×ど・みそ~
秋田県に「トラガス」というラーメン店があり、
人気だということで食べてみたらど・みその味じゃないですか。
後から調べたらど・みそ出身でした。
外観からはラーメン店と分からない 食べたらあの味だった トラガス
とにかく特徴のあるみそらーめんなのです。
『柿田川ひばり』は以前は清水町にしかありませんでしたが、現在は東京の恵比寿にも店舗があり、そちらが本店になっています。
駐車場は店の前と店の裏に数台分。
店内は、入って右側に券売機があり、カウンター席とテーブル席という構成。
比較的広々としたつくり。
柿田川ひばりのメニュー
特製になると、トッピングが豪華になります。
トッピングも豊富です。
特ひばり味噌こってりラーメンとライス
一番人気のらーめんですね。
トッピングはレアチャーシュー3枚、味玉、海苔2枚、もやし、ニラ、コーンなど。
香辛料がしっかり効いているようなスパイシーな味噌の香り。
スープは味噌がかなり濃厚に感じられます。
けっこうしょっぱめで背脂入りなんですが、スパイシーな感じもあり、これがクセになるんですよね。
この味はオンリーワンなもので、一度食べたら忘れられなくなるもの。
一口スープを飲むと「あ、ど・みその味だ」というのが分かります。
東京のブランド地鶏「東京しゃも」や鹿児島県産「カツオ本枯れ節」などが使われています。
味噌は「八丁味噌」や「江戸甘味噌」など5種類の味噌をブレンドしています。
江戸甘味噌は東京の「麺や七彩」でよく使われていました。
味噌も濃厚なのですが、それを支えるスープがしっかりしていているので、厚みのある奥深い味わいになっています。
味噌は古くから「味噌は医者いらず」と言い伝えられているスーパーフード。
私も家で食事をするときは、みそ汁をよく飲みます。
ちゅうぶと麺は国産小麦2種類と「タピオカ粉」が練り込まれた東京の「浅草開化楼」の特注麺で、ちぢれていてブルンブルンした食感。
ややモチっとしていました。
濃厚スープに負けないものになっています。
「浅草開化楼」の麺を使っている店は、静岡にはほとんどなく貴重な存在。
レアチャーシューは低温調理のもので、しっとり柔らかな仕上がり。
豚肉本来の味をしっかり味わえます。
スープが濃厚なので、チャーシューは控えめな味付け。
もやしは「富士山麓もやし」というブランドのもやしが使われています。
シャキシャキ感がありとても美味しい。
卓上にあった山椒を振ってみると、より複雑でスパイシーな味わいになりました。
どこにもないオンリーワンのラーメン。
味噌ラーメン好きなら一度は食べてみてほしいラーメンです。
丁寧な接客も好感が持てました。
次回はカレーつけ麺を食べたいですね。
初めて「ど・みそ」でカレー味のラーメンを食べたときは、本当に衝撃を受けました。
炙りチーズトッピングも美味しそうだし、迷いそうです。