浜松市中区曳馬の電撃羅愛麺 青空きっど零壱
遠州鉄道曳馬駅から徒歩3分、アパートのような建物の1階にあるラーメン店。
隣はパン屋になります。
並びには居酒屋もありますね。
まわりは店舗や住宅などが入り混じった場所。
県道321号線沿いになります。
駅からも比較的近いので、人通りはそこそこありますね。
ラーメン店だと数軒隣には「餃子の店北留(ほくりゅう)」があります。
1971年に曳馬駅前で創業。
2005年に現在の場所に移転しています。
50年以上の歴史がある老舗町中華。
お店が「ゴルゴサーティーン」の漫画の中に出てきたことでも有名。
餃子が苦手という人でも、ここの餃子なら食べられるというということがあるそう。
私も数十年前に一度だけ行っていました。
少し南に向かうと「助信食堂 双葉」があります。
こちらは今年行ったばかり。
助信駅目の前にある創業70年以上の老舗食堂。
通称電車通り沿いにお店があります。
店舗は比較的新しいと思ったら、遠鉄電車の高架化により移転していたんですね。
メニューにはとんてきや定食などもあるので、ラーメン店というよりは食堂といったほうがしっくりきそうです。
名物のカレーラーメンは、麺を食べ終わると底の方からご飯が出てくるという斬新なもの。
更にカツをトッピングすれば、カツカレーラーメンにもなるんですよね。
一度食べたら忘れられないラーメンです。
北のほうには「らーめん武蔵(たけぞう)」があります。
昔から鶏白湯ラーメンが有名なお店。
数十年の歴史がありますが、静岡でこれだけ前から鶏白湯ラーメンを提供していたお店は珍しい。
現在では系列店として麺屋なかのがあります。
2015年にはキングオブ静岡ラーメンで西部地区第1位になった実績あり。
オープンしてすぐ来たことがあり、その時は鶏白湯ラーメンを食べたんですよね。
その頃から比べると、鶏清湯や煮干ラーメンがレギュラーメニューに加わっていました。
前回食べた塩ラーメンが美味しかったです。
「でんげきらあめん 青空きっどぜろわん」ですが、2017年に現代風で明るい店内のお店にリニューアルしました。
店名も「零」から「ぜろわん」に変更しましたね。
平日でも開店前から行列が出来る人気ラーメン店。
駐車場は店の前に2台分、店の裏に9台分あります。
店頭に案内図があるので確認してください。
「キッド」の黄色いテープが貼ってありますよ。
店内はカウンター席のみで細長いつくり。
着席してメニューを選び、お店の人に口頭で伝えます。
その時に料金を先払いするシステム。
曜日によってスープのベースや麺の種類が変わり、いろいろな味が楽しめるつけそばが大人気。
月曜限定の「つけそば弐号」は鶏と魚介仕立て。
金曜昼限定「つけそば参号」は何と和牛仕立て。
そのほかの営業日は「つけそば壱号」で豚甘辛仕立て。
それぞれ醤油、潮、唐辛子醤油、カレー、味噌、海老などから選べるものもあります。
でんげきらあめん 青空きっどぜろわんのメニュー
先ほど述べたつけ麺の他にもラーメンが何種類かあります。
特製中華そばと炙りチャーシュー丼小
前回和牛のつけ麺を食べたので、今回はラーメンにしました。
その時隣のお客さんが食べていた炙りチャーシュー丼があまりにも旨そうだったので、そちらも注文です。
ラーメンの丼に穴が開いていて、はしを通せるようになっています。
こういう丼を見たのは東京が最初でしたが、丼から直接スープを飲もうとすると、気を付けないとスープがこぼれてしまうんですよね。
東京でやらかしました。
私も全国のラーメン店を何千軒と食べ歩いてきましたが、この器が使われているラーメン店は全国でも数軒しか知りません。
トッピングは味玉2種類、チャーシュー、のり、骨付きチャーシューなど。
ゴマが浮いたスープを一口飲むと、甘みとからみ、動物系のドッシリした感じ、醤油の香ばしさなどを感じました。
焦がし醤油を使っているそう。
焦がしネギも香ばしさを演出しています。
複雑な味わいながら、一口飲んだだけでも美味しいと思わせるもの。
ゲンコツなどからとられたスープは、手間暇をかけて作られており、そこに鶏や野菜などが加わります。
口当たりはいいのですが、物足りなさはありません。
細ストレート麺は加水率低めでパツンとしたもの。
博多トンコツラーメンによく使われるものに似たタイプ。
前回はつけ麺を食べたので、麺のタイプが全く違ったんですよね。
昔から中華そばはこんな麺だったのだろうか。
ご存じの人がいらしたら教えてください。
特製にすると味玉黒と白が乗ります。
黒は醤油で味付けされた煮たまご。
白は塩で味付けされたもの。
味玉が2種類あるラーメン店って珍しいですね。
骨付きの肉は肉自体は柔らかく、肉を食べてる感が存分に感じられるもの。
骨から肉がスルッと取れるんですよね。
これメチャメチャ美味しい。
初めて特製中華そばを注文しましたが、注文してよかった。
通常のチャーシューは炭火で炙られていて香ばしくてとろける美味しさ。
分厚く切られていて、食べ応え抜群。
チャーシュー丼は炙られたチャーシューが刻まれていて、香ばしくてとても美味しい。
柔らかくてとろける部分と、カリッとした部分が交互に味わえます。
念願の炙りチャーシュー丼、やっと食べられました。
とん玉飯はこのチャーシュー丼にとろとろのたまごを加えたもの。
こちらもとても評判がいいようで、是非食べてみたい一品。
もちろんつけ麺も美味しいし本当に何を食べようか迷ってしまうおみせ。
行列が出来る人気も納得ですね。