吉田屋そば店 吉田町川尻 そば屋のラーメン&カツ丼が最高!

静岡県榛原郡吉田町川尻の吉田屋そば店

最寄り駅なし、東名吉田インターから車で9分の場所にあるラーメン店。

大井川の河口のほうですね。

静岡県営吉田公園や、湯日川親水公園の近くになります。

仕事で吉田町役場や、静岡県営吉田公園に来ていたこともあり、以前からある程度なじみのあった場所。

もう少し海寄りの県道31号線が整備されてから、吉田屋そば店前の道は交通量が減っていると思われます。

ラーメン店ではありませんが、静岡うなぎ漁協協同組合の吉田売店が近いですね。

吉田町周辺は、うなぎの養殖が盛んだった土地。

今でも多少見られますね。

こちらでは国産のうなぎを安く買うことが出来ます。

うなぎ弁当も売っていて、私も何回か買いました。

ラーメン好きなら川尻といえば、真っ先にラーメンショップ川尻店が思い浮かぶのでは?

朝7時から営業していて、朝ラーメンが食べられます。

ラーメンショップ静岡1号店、焼津三和店と同じ系列になりますね。

もう何十年も営業している人気店。

個人的な感想ですが、川尻系列のラーメンショップは、スープが濃いように感じます。

ファンが多いんですよね。

ラーメンショップ 川尻店 静岡県榛原郡吉田町 ネギミソラーメン

同じ吉田町には「王府」があります。

国道150号線沿いにあるかなり大きなお店ですね。

気になっていたけど入ったことがないという人も多いのでは?

ランチタイムの食べ放題バイキングの破壊力が半端なくて、確実に腹一杯になれるお店。

開店と同時にお客が押し寄せる人気店です。

刀削麺もあるからビックリ。

訪問時ラーメンと食べ放題のセットや、食べ放題のみのセットもありました。

ラーメンを注文するとありえない食べ放題 中華料理王府 吉田町

「ますだや」も近いですね。

静岡県内でも屈指の人気有名ラーメン店だった三島にあった『麺処 藤堂』出身の方のラーメン店。

訪問時は朝から営業していて朝ラーメンが食べられました。

神奈川淡麗系で出汁感たっぷりのラーメンも食べられます。

焼津市の「麺屋才蔵」もそうなんですが、魚介系のキレのあるスープが好きなんですよね。

最近行ってないので久しぶりに行かねば。

吉田屋そば店ですが、駐車場が店の向かいにある細い道をはいってすぐ右側にあります。

今にも崩れ落ちそうな小屋のところですね。

ちゃんと看板もありましたよ。

広い場所なので、駐車場に困ることはないと思います。

外観は昔ながらの食堂という感じで、ノスタルジック感が半端ない。

私などは外観を見られただけでも満足してしまいそうです。

入口が2つあり、向かって右側のラーメンののれんがかかっているほうは、カウンター席のみ。

左側はテーブル席や小上がり席がありました。

誰もいなかったので、「すみません」と声を出したら、奥の方からおじいさんが出てきましたよ。

店内は外観以上にノスタルジック。

昔のポスターや写真など所狭しと貼ってありました。

このゴチャゴチャした感じがたまらない。

潔癖症の人は無理かもしれませんが、私にとってはたまらない空間。

吉田屋そば店のメニュー

そば、うどん、ラーメン、丼物など。

ラーメンとカツ丼

一品だけでは満足できない私。

おじいさん一人で調理しているので、気長に待ちましょう。

まずカツ丼が提供されました。

みそ汁、キムチ付きです。

ほとんどのお店ではカツ丼にはたくあんや大根、キュウリなどの漬物ですが、キムチは珍しい。

何か赤いものが見えました。

最初はカニカマかと思いましたが、何と本物のカニ。

これにはビックリです。

カツ丼はたまごでとじてあり、煮込まれたタマネギもはいっています。

甘じょっぱい味付けですね。

タレはやや多めで、ご飯の底の方までしみていましたよ。

このご飯が美味しいんですよね。

キムチはそれほどからくなく、酸味がありました。

みそ汁は提供された後に「濃く作っちゃったから薄めて」といってお湯が提供されました。

初体験の出来事にビックリです。

ラーメンのトッピングはネギ、チャーシュー、メンマ、なるとなど。

スープはあっさり優しい醤油味。

さっぱりしたもので、何が突出して効いているというのはありません。

ちゅうぶとストレート麺は柔らかめのもの。

何と自家製麺なのだそう。

しなやかさがあります。

コショウを振っていただきました。

お店のおじいさんがいろいろ話してくれました。

ここのお店は島田市にある「そば所よし田」ののれん分けなのだそう。

店主さんは東京の有名そば店で修業されていました。

そこは6年間働くとお店を持たせてもらえるようになるのだとか。

ただし、その間の給料は安いそうです。

今のお店は「日本そば」のお店になり、最近ではそういうお店がかなり減っているのだそう。

「日本そば」を求めていくつもお店をはしごして、やっとここのお店にたどりついた人もいたそうですよ。

製麺をする場所は、エアコンなどもなく冬は寒いし夏は暑い。

大変だったようです。

ただ私にも「日本そば」の定義はよく分からず。

お店のおじいさんの話が止まらない。

ほかにお客さんがいなかったこともあって、1時間くらい話をしてくれました。

夜は居酒屋のようにもなるようで、刺身なども用意していましたよ。

ありきたりのおみせに満足できない人におすすめですね。

こんな雰囲気のお店はなかなかないと思うので、気になった方は是非行ってみてください。

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