静岡県浜松市中区助信町の双葉
遠鉄電車助信駅から徒歩1分、助信駅目の前にある老舗食堂。
通称電車通り沿いにお店があります。
駅からは歩いて1分かからないし、駐車場もあるので立地的にはかなり恵まれていると思います。
近くには餃子の名店「むつ菊」があります。
私は浜松餃子もかなりの軒数食べ歩きましたが、今でもこちらのお店がナンバーワンだと思っています。
とにかく焼き加減が絶妙なんですよね。
注文が入ってから包まれる餃子はまさに職人技。
平日でも予約しなければほぼ入れないという超人気店です。
餃子好きなら一度は行ってみてほしい名店なのです。
「むつ菊」から少し西に行った所には「とん唐てん」があります。
低温で揚げられた白いとんかつが有名で私も食べに行きました。
最近では親子丼も有名になり、食べログ全国親子丼ランキングでは訪問時23位、県内では1位になっていましたよ。
こちらは未食なので食べに行かねば。
ラーメン店だと「いっとく」がすぐ近く。
台湾まぜそばが人気のお店です。
9年前に一度行っていますが、台湾まぜそばの具材が別皿で提供されたのに驚いた記憶があります。
今でもそうなのだろうか。
ご存じの方がいらしたら教えてください。
先ほど出てきた「とん唐てん」を更に西に向かうと「浜田山」があります。
店主さんは東京の「東池袋大勝軒」や「渡なべ」でラーメン作りをされていた方。
厨房内での動きに無駄がなく、調理風景は見ていてほれぼれしてしまいます。
こちらも超人気店で、駐車場に入れずあきらめたことも何度かありました。
非常に完成度の高いラーメンやつけ麺を提供しています。
双葉は創業70年以上の老舗店。
店舗は比較的新しいと思ったら、遠鉄電車の高架化により移転していたんですね。
素材にこだわり、まごころを込めたお料理を提供するというのがお店のコンセプト。
メニューにはとんてきや定食などもあるので、ラーメン店というよりは食堂といったほうがしっくりきそうです。
駐車場は店舗西側に6台、東側に7台分あります。
双葉という灰色の大きな文字の看板がありました。
店の入り口は南側になります。
西側にあったのれんは昔のものかな。
店内はカウンター席とテーブル席あり。
けっこうな広さですね。
昼の部終了間際だったので貸し切り状態。
厨房内にはお店の方がいました。
ご夫婦かな？
家族経営みたいな感じがしました。
双葉のメニュー
主にラーメンの麺類、丼もの、定食類などがありました。
味噌煮込みうどんもありました。
情熱・絶品と書いてあったカレーラーメンがイチオシっぽいですね。
雑炊カレーラーメンかつトッピング
トッピングをするとミニサラダまたはミニライスが付いてきます。
今回はミニサラダでした。
黒い容器に入っているのは一味ですね。
血糖値の急激な上昇を少しでも防ぐため、野菜からいただきます。
そんなこと言うならカツをトッピングするなということでもありますが・・・
最初は混ぜずに食べてくださいとのこと。
ラーメンに入っているのはネギ、鶏肉、玉ねぎなど。
カツとカレーに覆われて麺が全く見えません。
ドロドロとしたスープはそば屋のカレーにも似ています。
魚介系が効いていますね。
鶏や豚のげん骨、野菜、果物、魚介類から出汁をとっています。
家庭的な感じもしてこれは美味しい。
個人的にはカレーはドロドロしていたほうが好きですね。
細かく刻まれた鶏肉がいい感じです。
辛さはふつうくらいかな。
個人的な感想なのであしからず。
細ストレート麺は柔らかめの仕上がり。
かん水を抑えた特注品なのだそう。
モチモチしていてドロドロのカレーがよく絡みます。
スープがアツアツドロドロなので、一気にすするとやけどしそう。
気を付けてください。
でもアツアツなのは嬉しいポイント。
麺の量は少な目で、これはご飯まで入っているからなのでしょう。
カツは揚げたてアツアツのものが乗っています。
外はサクサク中はジューシー。
けっこう厚みがあるので、食べ応えがあります。
カツのトッピングは380円なのですが、これは頼んでよかった。
カツカレーを食べている気分になれました。
食べ進んでいくと、何とたまごが出てきました。
食べていく間に生卵がゆでたまごのように変化していきます。
これは嬉しいサプライズ。
更に下からはご飯が出てきました。
カツカレーとラーメンが食べたい私のような人間には嬉しいメニューですね。
私も全国47都道府県でラーメンを食べてきましたが、こんなの初めてです。
これはスゴイ。
途中で一味も振ってみましたが、カレーの濃厚さのほうが勝っていましたね。
カツまで食べるとお腹にズシンときます。
いや～大満足。
ちなみに夏に出すお茶は、新茶をお湯で入れたあと、冷やして冷たいお茶にしているそう。
こちらも美味しかった。
チーズのトッピングもメチャメチャ気になります。
この豊富なトッピングは実に魅力的。
ヤキブタ厚切り、どれくらい厚切りなんだろう。
トッピングを変えてまた再食したいですね。
ナポリタンもあるし、お店の方が器用なのでしょう。
恐れ入りました。
