静岡県伊東市の麺屋晴(はる)
伊豆急行城ヶ崎海岸駅から車で8分、大室山の近くにあるラーメン店。
国道135号線から向かうと、伊豆高原旅の駅と伊豆グランパル公園があるグランパル入口交差点を西に向かい、山を登っていくと左側にお店があります。
伊豆高原も比較的近くで、おしゃれなお店もぽつぽつと点在していますね。
このあたりの国道135号線沿いには変わった施設が色々あり、「まぼろし博覧会」や「怪しい少年少女博物館」などがあります。
大室山ふもとには「ろう人形美術館」があり、観光には困らない場所。
私の大好きなビートルズの人形も飾られています。
あまりのリアルさにビックリすること間違いなし。
ラーメン店だと、私が沼津時代を含め百回以上通った「わさらび」、味の大西出身の店主さんがいるデカ盛りラーメン店「右近」、こだわりの肉が旨すぎる「ふくわうち」などが比較的近くにあります。
右近 伊東市 外観は和風なのに小田原系デカ盛りラーメンが食べられる
麺屋晴の店主さんは、沼津港近くに本店がある「しょうふく」出身のかた。
女性店主さんです。
おみせは木々に覆われていて、ラーメンののぼりが立っているわけでもないので、存在を知らない人も多いのでは？
隠れ家的雰囲気で知っている人しか来ないと思われます。
一見営業しているのかも分からないでしょう。
知らずに通り過ぎている人も多いでしょうね。
私もお店を知ったのはオープンしたから時間がたったころで、行こうと思ったときはころな渦ということもあり会員制で地元の人しか入れないような状態でした。
その会員制が最近なくなったと知り、やってきました。
訪問時のことなので、行く前にお店公式のフェイスブックページを確認することをおすすめします。
駐車場はお店の北側と南側に数台分ずつあります。
このあたりの情報もネットにあまり載っていません。
お店の入り口も木に囲まれていて、入口と看板は出ていますが、小さいので全く目立ちません。
麺屋とは書いてありますが、ラーメン店とは書いてないので、何の店だか分からない人もいるかも。
恐る恐る入っていくと、前室みたいな場所があり、奥に進んでいくと厨房がありました。
奥はカウンター席のみで、一人一人の席は広めのスペース。
店内写真撮影など禁止と書いてありましたが、お店のかたに聞いてみたら「特別にいいよ」と言われ、動画も撮ることが出来ました。
本当にありがとうございます。
基本撮影やSNSなどにアップするのは禁止だそう。
麺屋晴(はる)のメニュー
主なメニューは4種類
醤油ラーメン
塩ラーメン
豚骨醤油
赤からトンコツ
など。
サイズによって値段が違いますね。
醤油ラーメン並と味玉と半ライス
ラーメンのトッピングはネギ、穂先メンマ、のり、味玉など。
食べる前から魚介系のいい香りがします。
日本人に生まれてきて良かったと思うような、和風な感じです。
スープを飲むと、魚介系の出汁感が強く感じられました。
これは美味しい。
こういう魚介系の出汁が効いたスープ、個人的にとても好きです。
どことなくそばっぽさもありましたね。
時折顔をのぞかせる柚子の風味がいい感じ。
素敵なアクセントになっています。
このスープ何と化学調味料無添加だそうですが、物足りなさは全くありません。
上品さも残しながら力強さもあります。
後味もよく、満足度は最高潮。
細麺は加水率低めのもの。
ややちぢれています。
パツンとした歯ごたえで、蕎麦っぽさも感じます。
小麦の風味も感じられ、美味しい麺ですね。
味玉は割ってみると、中身がとろけ出す直前で、トロトロしています。
これはメチャメチャ好きな茹で加減。
固ゆでが好きな人もいれば、トロトロした感じが好きというひともいます。
皆様はそんな茹で加減が好きですか。
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チャーシューは豚バラ肉。
大きくて厚めのものが2枚乗っています。
二郎系のラーメンに乗っていそうなもの。
これは予想外でした。
女性店主さんがこんなガッツリ系のチャーシューを作るんですね。
柔らかくてとても美味しい。
これは食べごたえがあります。
ご飯に乗せてセルフチャーシュー丼にしていただきました。
美味しすぎて大満足。
知らないと行きにくい場所ですが、再訪したくなる魅力が十分にあるお店だと思いました。
行く前まではちょっとハードルが高そうだとも思っていましたが、そんなこともなかったです。
店主さんの接客もとても丁寧でした。
リピート率が高いラーメン店じゃないかな。
一度その良さを知ってしまったら忘れられなくなるはず。
基本取材拒否でネット上にはあまり出てこないけど素敵なラーメン店なのです。