静岡県伊東市の赤のれん
伊豆急行南伊東駅より徒歩8分、比較的交通量の多い県道12号線沿いにあります。
目立つ場所にあるので、ずっと気になっていました。
目の前にはマックスバリュがあり、斜め向かいには肉料理などで有名な「池田」があります。
南に向かうと伊東温泉競輪場がありますね。
ラーメン店だと老舗の雰囲気がたまらない「中華十八番」、行列が絶えない人気店「こうや」のすぐ近く。
伊東と言えば温泉が有名ですが、大きなホテルなどはもう少し海の方にあるので、観光客はあまり来ない場所かも。
観光エリアと住宅街などの境目くらいになるでしょうか。
お店の横には温泉の町らしく、足湯がありました。
「よねわかの足湯」といって、日本庭園のような感じで、なかなか素敵な雰囲気の場所です。
赤い看板に白い文字が大勝軒や家系ラーメンっぽくて目立ちます。
この色の組み合わせって、鉄板なのでしょう。
黄色い暖簾がかかっていました。
なぜのれんも赤にしないのだろうか。
黄色にした理由をご存じのかたがいらしたら、是非コメントしてください。
昔は白かったようですね。
赤暖簾という店名なのに黄色いのれんが面白い。
ノスタルジックな外観。
出前用のバイクが店頭にあったので、出前も対応しているのでしょう。
サンプルも年季が入っていていい感じ。
店内に入ると、昭和で時が止まったかのような空間。
テーブル席がいくつかありました。
この椅子に貼ってあるシート、昔ながらのラーメン店でたまに見かけるもの。
いや~最高の雰囲気。
客席からは厨房はあまり見えません。
メニューが大量に壁に貼ってありました。
赤のれんのメニュー
一般的な中華料理店のメニューはだいたいそろっていました。
半チャンラーメン
ラーメンのトッピングはネギ、チャーシュー、メンマなど。
スープを飲むと、和風な感じがしました。
やや甘みがあり、優しい味わい。
昔ながらの鶏ガラ中心の中華そばのスープを想像していたので、それとはちょっと違う感じ。
鰹節が効かせてありました。
日本人なので、かつおだしが心に響くんですよね。
動物系の出汁感もじんわり伝わってきます。
なので、ちょっとそばっぽく感じたのでした。
油は少な目でさっぱりしていますね。
美味しいじゃないですか。
中太ストレート麺はモチモチとした食感。
加水率高めですね。
黄色い色が昔ながらの中華そばっぽい。
優しいスープによく合います。
コショウがよく合いますね。
メンマはコリコリとした食感。
チャーハンはてっぺんにカニの身が乗っていました。
近くの「十八番」ではエビが乗っていたので、このあたりには乗せる文化があるのかも。
紅ショウガが添えられていました。
チャーシューやたまごなどが入っていましたね。
けっこうはっきり目の味付けで、塩コショウ加減は個人的に好みな感じ。
これは美味しい。
人によっていろいろ好みはあると思いますが、これは好きな味。
ぱらっとした仕上がりになっているのもいいですね。
具材のバランスもいいなと思いました。
これは是非食べてみてほしい。
チャーハンが自分の好みの味のお店って、いいですよね。
近所にあったら通いたいお店。
ここの近くに泊まって、夜飲んでみたい気もします。
出前してくれる範囲に住んでいる方がうらやましいです。