静岡県周智郡森町向天方のラーメン屋 金次郎
天竜浜名湖鉄道戸綿駅から徒歩12分、手前は畑、後ろは山という立地にあるラーメン店。
最初場所が分からなくて通り過ぎてしまいました。
で、ナビをよく見てみるとえ?ここ?というあぜ道のようなところをを入っていきます。
白いコーンが置いてありました。
車はすれ違い出来ず、この道に入る前に対向車が来ていないか確認が必要。
しかも曲がっていたり橋の部分が高くなっていたりと運転初心者にはきついと思います。
更に夜営業もあるようで、夜はこの道も真っ暗になったらもっと怖いでしょう。
畑に転落する車が出ないことを祈っています。
それにしてものどかな場所です。
こんなところまでラーメンを食べに来るとはよっぽど好きなんですね。
あ、私もか。
お店のインスタグラムを見ると夜の風景がありますが、幻想的というか素敵な雰囲気。
駐車場は8台分あります。
駐車場の目の前には山になっているところがあり、その上には二宮金次郎像がありました。
お店のインスタグラムによると、庭師が作るラーメン屋とのこと。
本業は造園業のようです。
お店は外観が古民家という感じ。
立派な建物です。
コンクリートとレンガが見事に調和していますね。
店内に入ると名簿があるので、そちらに名前を書いて待ちます。
店内にも店の外にもおかもちがありましたが、一体いくつあるのだろう。
店内は天井が高くゆったりした空間。
落ち着いた湾雰囲気でカウンター席、座敷席、テーブル席、テラス席などがありました。
座敷席は個室のようになっていてお子様連れでも安心です。
トイレはこの建物にはなく、建物の裏に別になっていました。
ラーメン屋 金次郎のメニュー
麺類は支那そば、チャーシューメン、塩ラーメンの3種類。
他ライスとチャーシュー丼がありました。
券売機はなく、お店の方に注文を伝えます。
支那そばとチャーシュー丼
ラーメンのトッピングは煮卵、なると、ネギ、メンマ、チャーシューなど。
スープの色がとても黒く、飲んでみると醤油の風味が際立っているのがわかります。
豚ベースのスープで、けっこうしょっぱめのもの。
醤油好きにはたまらないかも。
見た目は真っ黒だけどそんなにしょっぱくないスープもありますが、これは見た目そのままな感じ。
忍者系みたいなラーメン。
油はけっこう浮いていましたが、そんなにくどくはなかったです。
中細ストレート麺は自家製麺のように思えました。
表面はつるんとしていて舌触りがよく、短めですすりやすいもの。
真っ黒いスープに染まって黒く見えます。
この麺は個人的にけっこう気に入りました。
豚バラチャーシューは醤油の味がよく沁み込んでいて食欲をそそります。
脂身の部分がとろける美味しさ。
スープもチャーシューも醤油味が前面に出ているので、白いご飯が欲しくなります。
絶対合いますよね。
チャーシュー丼は豚バラチャーシューとメンマが炒められて味付けされたものがご飯の上に乗ります。
個人的にはメンマなしでチャーシューがもっと乗っていると嬉しかったな。
チャーシュー丼というよりチャーシューメンマ丼といった感じ。
ごはんにまでタレがしみ込んでいました。
この日はカウンター席に案内されましたが、外のテラス席で天気の良い日に食べてみたいです。
訪問時は木~日の週4日営業になっていました。
全国各地でラーメンを食べ歩いてきましたが、こんなロケーションのお店もなかなかないです。
貴重だと思いますよ。
小國神社などに訪れた際には是非行ってみてください。