ABE’s(アベズ) 静岡市
静岡鉄道静岡清水線長沼駅から車で7分、唐瀬通りにあるラーメン店。
静岡市内の鷹匠町には2号店の『ラメン ラカン (Ramen Lacan)』がある人気ラーメン店。
化学調味料を使わない体に優しいラーメンを昔から提供しています。
店主さんは東京で修業されている時にラーメンを食べに行ったことがあります。
もう何年前でしょうか。
若くてセンスのある方が静岡に戻ってきてお店を開くと聞いたときは興奮しました。
最初は屋台を引いてラーメンを作っていました。
私もコメントさせていただきました究極のラーメン静岡版2019で究極のラーメンAWARDグランプリを受賞したお店になります。
外観も店内もお洒落なカフェのような雰囲気です。
おすすめは丸鶏ラーメン。
トッピングはネギ、メンマ、豚バラチャーシュー、のりなど。
まず感じるのがとてもいい香りがします。
鶏と醤油の香りが鼻から抜けていきます。
スープを飲むと鶏と醤油のきりっとした味わい。
バランスがとても良く、両方が引き立っています。
加水率低めの細ストレート麺はややパツンとした食感。
スープによく絡みます。
オープン当初とは違った印象。
確実に進化しています。
オープン当初はお客さんもあまり入っていませんでしたが、今やすごい人気のお店になってしまいました。
麺や厨 静岡市
静岡鉄道静岡清水線県総合運動場駅から徒歩4分、南幹線沿いにあるラーメン店。
以前は清水区にお店があり、開店初日に行きました。
店主さんは京都の有名ラーメン店出身で開店前から凄く話題になっていました。
現在は駿河区に移転しています。
その後駿東郡長泉町にくりや製麺直売所が出来たり、藤枝に中華そば厨が出来たり、ららぽーと沼津にも出店したりと勢いが止まることがありません。
定休日の木曜日には別暖簾営業で店長さんが考案したラーメンや、二郎インスパイアのラーメンを提供しています。
おすすめはスペシャルうっ鶏そば。
写真はららぽーと沼津のものになります。
ラーメンのトッピングは半熟味玉、きざみ玉ねぎ、穂先メンマ、豚と鶏のチャーシューなど。
スープはかなり濃厚です。
濃厚ですが口当たりがいいんですよね。
とろみがあるポタージュのようなスープで、鶏の旨味が凝縮されています。
三河赤鶏や静岡産鶏ガラなどを12時間煮込んだもの。
このスープは本当にクセになります。
これは美味しい。
麺や厨お得意の自家製麺は平打ち中太麺。
加水率高めで弾力があり、モチモチしています。
焙煎ふすま入りで、つぶつぶが見えますよね。
この麺もレベル高いです。
チャーシューは豚バラロールと鶏の2種類が2枚ずつ。
どちらも柔らかくてとても美味しい。
サイドメニューも充実していてローストビーフ丼や唐揚げもよく注文します。
巨大な唐揚げは本当に美味しい。
今後もお店が増えそうなラーメン店です。
清見そば 静岡市
JR東海道線静岡駅南口から徒歩3分、駅南銀座にあるラーメン店。
80年以上続く老舗そば店。
そば店ですが客のほとんどがラーメンを注文することで有名です。
静岡のラーメン好きなら一度は訪れたことがあるのではないでしょうか。
私もコメントさせていただきました究極のラーメン2021静岡版究極のラーメンAWARDノスタルジック中華部門3位になっています。
そばやうどん、カツ丼、カレーなど豊富なメニュー。
カレーも美味しいんですよね。
ラーメンは消費税が値上がりしてもワンコイン500円は嬉しい限り。
静岡駅から歩いてすぐの立地でこのお値段は本当にすごい。
ラーメンはシンプルなもの。
スープは豚ガラベースになっていて、あっさりしたもの。
そこにそばつゆが入り、まろやかな味わいになっています。
毎朝打たれる細ストレート麺。
食べるとほっとする味です。
このほっとする感じが幅広い年齢層から長年受け入れられているのではないでしょうか。
静岡市葵区の伊駄天静岡店
JR東海道線静岡駅から徒歩5分、静岡駅からまっすぐ伸びた御幸町通りにあるラーメン店。
一時は支店が西焼津などいくつかありましたが、現在は焼津の本店と静岡店の2店舗になっています。
以前は藤枝郵便局の前のラーメン長屋に1店舗のみで、静岡にもこんなにすごいラーメン店が出来たんだとビックリして、よく通っていました。
店主さんはイタリアン出身で、ラーメンの色んなところにその頃の影響が見られました。
次々に今まで見たことも食べたこともないようなラーメンを提供していて、静岡のラーメン店のレベルが上がったんだなと思っていました。
私もこのころは毎月のように東京にラーメンを食べに行っていて、最先端のラーメンはよく食べていたつもりでした。
私も何度も食べに行ったのを覚えています。
そして一時期は静岡店の1店舗のみになりましたが、現在は焼津に本店があります。
静岡店は昔朝ラーメンを提供していたことがありました。
店内に入るとすぐに券売機があります。
店内も外観同様黒が基本になっていて落ち着いた雰囲気。
女性でも入りやすい雰囲気になっています。
カウンター席、テーブル席など合わせて24席あります。
ちなみに、静岡市ラーメンで検索すると、伊駄天静岡店が食べログで人気No.1になっています。
その頃店主さんは東京の立川市にあるラーメンスクエアで行われたラーメントライアウトに出場し、何と優勝してしまったんですよね。
あの時は本当にビックリしたし、とても嬉しかったのを覚えています。
その後期間限定で東京に出店していました。
おすすめは醤油ラーメンになります。
提供された時点で鶏の香りがたまらなくて美味しいのが確定しています。
トッピングはチャーシュー、味玉、ネギ、メンマなど。
スープは丸鶏が基本で鶏油が浮いていていい香りがします。
昔から化学調味料不使用の体に優しいラーメンです。
飲んでみると醤油の奥深い味わいと鶏の美味しさが印象に残ります。
ややオイリーではありますが、鶏の旨味がよくでていてそこに魚介系が加わることによりゴクゴク飲めちゃうスープになっています。
ストレートの細麺は自家製麺。
けっこう前から自家製麺なんですよね。
加水率は低めでパツンとした食感。
小麦の風味も感じられます。
表面はなめらかでつるつるっと啜れます。
チャーシューは柔らかくてジューシー。
噛めば噛むほど味が出てくる感じです。
味玉は中心部分が半熟でとろける美味しさ。
味がなじんでいてとても美味しい。
メンマはコリコリとした食感で控えめな味付け。
スープの邪魔をしないよう配慮がされています。
久しぶりでしたが、スープのキレと麺とのバランスはさすがでした。
完成度の高いラーメンです。
メニューにある季節限定のラーメンも見逃せません。
これ、私も何度も食べていますがかぼちゃのラーメンなどメチャクチャ美味しいです。
駅から近いというのが嬉しいですよね。
あと週末は通し営業というものありがたいです。
飲んだ後のしめのラーメンとしてもギリギリ間に合いそうです。
常に期待を裏切らない安定した美味しさのラーメンでした。
次回はつけ麺も食べてみたいと思ったのでした。
静岡市清水区の一元本店
静岡鉄道静岡清水線御門台駅より徒歩4分にあるラーメン店。
静岡市内に数店舗ある一元。
その本店が静岡鉄道御門台駅の近くにあります。
静岡市内では川しんなどでも食べられる味噌溶きラーメン。
一元本店が元祖になります。
駐車場は店の前を南に向かうと信号のある交差点角に数台とめられます。
夜訪問すると、鮮やかなネオンが目につきます。
店内はカウンター席と座敷席があり、アットホームな雰囲気。
お茶は飲み放題です。
一元の醤油ラーメンは、麺の量が何段階か選べます。
150gで普通のラーメンの麺の量位です。
おすすめはもやしみそラーメンとジャンボ餃子
トッピングはもやし、ネギ、チャーシュー、味噌などが乗っています。
全体的にゴマがかかっています。
チャーシューは細長く切ってあります。
まずは味噌を溶かずにスープをいただきます。
野菜の甘みなどが溶けだしていて、タンメンのような味。
徐々に味噌を溶いていきます。
味噌自体は赤味噌で、甘口でかなり濃厚なもの。
ちなみに味噌はお店の人に言えば追加してくれます。
自分で濃さを調整しながら食べられるのが面白いです。
これぞ昔から静岡市民に馴染みのある味噌溶きラーメン。
細ストレート麺はエッジが効いていて、低加水のものでパツンとした食感。
自家製麺なのだそう。
そしてジャンボ餃子。
以前は大きいものが3つ乗って500円だったんですよね。
現在は2個以上一個単位で注文できます。
表面がカリカリに焼かれ、中身は肉と野菜などがバランスよく入っています。
通常の餃子3~4個分の大きさがあり、とても一口では食べられません。
噛むと口の中にジュワっと肉汁などが広がります。
やっぱりこの餃子も外せないんですよね。
まとめ
静岡市のラーメン店はアベズが出来たあたりからかなり変わってきたと思います。
東京の流行りのラーメンが静岡市にも上陸した感じでした。
今度は京都から麺や厨がやってきました。
この競争も面白かったです。
他静岡独特の味噌溶きラーメンも面白いですよね。
一元本店が元祖で一元の支店や川しんなどいくつかのお店で提供されています。
麺屋日出次や老舗の幸楽なども人気があるし今後も目が離せません。