静岡県裾野市のかど乃や
『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』というテレビ番組で紹介されていたラーメン店。
店主はすき間恐怖症ということで、とにかくチャーシューを乗せまくるラーメンが人気です。
番組でその数を数えたら30枚あったことに皆さん驚かれたことでしょう。
前回はテレビで放送される前日にお邪魔しています。
その時の記事はこちら↓
チャーシュー30枚 恐ろしすぎるラーメン かど乃や 静岡県裾野市
かど乃やはJR御殿場線岩波駅から徒歩13分、国道246号線永続橋交差点を西に向かうと左側の角にあります。
お店に電話がなかったりSNSで情報を発信していなかったり不定休だったりと私も何度も振られたことがあるお店です。
駐車場が店前に3台と、隣の不動産屋との間(少し下がった場所)に3~4台とめられます。
とにかく狭いので注意が必要です。
店頭にはいろんな注意書きが多数あります。
こんなに個性的なラーメン店はなかなかないと思います。
経費削減で極限まで肉を盛るためにほぼ店主一人で営業しています。
奥さんはたまに顔を出しますが、おしぼりを洗う程度なのかな。
かど乃やのメニュー
醤油ラーメン、赤丸ラーメン、塩ラーメン、辛いラーメン、トムヤムラーメン、黒酢ラーメンなどがあり、値段は780円~810円。
他ライスがあります。
ライスは何も言わないとご飯がてんこ盛りになるので、初めての人は少な目で注文した方がいいと思います。
ただし、店主が悲しそうな顔をします(笑)
提供間際にも「もうちょっと盛ろうか?」
などと話してくるので、断らないと本当にもっと盛られます(笑)
チャーシューも同じで、少な目が出来ます。
ただし、ご飯と同じように悲しい顔をされます(笑)
かど乃やのルール、手順
お店に入ると券売機が左側にあるので、食券を買います。
それを店主の前のカウンターまで持っていきます。
かごの中に番号札を挟んであるクリップがあるので、それを取って丸い方を自分で持っています。
番号は何番でもかまいません。
クリップの方に買った食券を挟みます。
カウンター上には食券が挟んであるクリップが縦に並んでいるので、一番手前(自分側)に並べておきます。
一応この時に店主さんに「ここ置きますね、おねがいします」くらいは言った方がいいと思います。
店主さんがいろいろ教えてくれるのでその通りにすれば問題ありません。
台ふきと丸い番号札を持ってどこの席に座って待てばいいか指示されるのでそれに従います。
水はセルフサービスになっています。
足を組んで座ったり、後ろを向いて座ったりすると注意されます。
前を向いて座りましょう。
番号が呼ばれたら店主さん前のカウンターに行きます。
この時点で最終段階のチャーシューの炙りの作業が行われています。
ラーメンが出来上がると食券を挟んだクリップが渡されるので、食券を店主さんに渡し丸い番号札を挟んで元あった場所に返します。
味が薄かったり濃かったりしたら調整しますとか、コショウはたっぷりかけたほうがいいよとか言われます。
コショウは容器が一つしかないので、その場で使って席にはもっていかない様にと書かれています。
かど乃やの黒酢ラーメン
スープが下皿にこぼれています。
見た目は前回食べた醤油ラーメンとほぼ同じです。
これで普通のラーメンですからね。
チャーシューメンじゃありません。
チャーシューの上には水菜が乗っています。
前回はかいわれでした。
チャーシューの下にはわかめが潜んでいます。
黒酢ラーメンということで、酢の酸味がけっこう効いています。
酢が苦手な人にはおススメ出来ません。
スープ自体はさらりとしています。
まずはチャーシューから食べていかないと麺が出てきません。
いきなりチャーシューを5~6枚ほど食べたところでやっと麺が出てきました。
細ストレート麺は加水率低めのもので、ややパツンとしています。
チャーシューは柔らかく煮込まれていて香ばしくてとろける美味しさです。
美味しいので30枚でも食べられちゃうんですよね。
麺を食べ終わったと思っても丼の底からチャーシューが何枚も出てくるんですよね。
食べ終わったら使った場所を台ふきでふいて、食べ終わった丼とコップ、台ふきを店主さんに返します。
この店での一番の注意事項は台ふきでテーブルを拭くことと、イスは使い終わったら元の位置にひっこめることです。
これはちゃんとやらないと怒られます。
前回は動画撮影の許可をいただこうとした時、この2点さえちゃんと守ってくれたら何してもいいよと言われましたからね。
前回お邪魔した時より注意書きが増えていたような気がしました。
何しろ数が多いので動画で詳しく紹介しています。
ドアを開けっ放しでウンコ流さない妖怪がいたそうです。
いや~相変わらず大満足です。
一見めんどくさそうなラーメン店ではありますが、一度は行ってみてほしいです。