静岡県賀茂郡河津町で桜まつり&うなぎ&ラーメン&海鮮丼
伊豆半島の南東に位置する河津町は東京から車で約2時間30分、 名古屋・大阪方面より熱海駅から電車で約1時間半。
河津桜や七滝などの自然に恵まれた町になります。
以前仕事で2カ月に1回ほど伊豆には来ていましたが、河津町に寄ることはほとんどありませんでした。
東京都内や静岡県内などにもある河津桜は、こちらが発祥の地になります。
その桜が満開になる毎年2月ごろに河津桜まつりが開催され、世界中から観光客がやってきます。
テレビのニュースなどでもよく取り上げられているので、ご存じの方も多いはず。
河津桜は発見されてから70年たっているとのこと。
今回ホテルに泊まったのですが、天気が悪くてせっかくのオーシャンビューが少し残念な結果に。



夏はプールで泳ぐことが出来るそう。
そのホテルからは河津駅まで無料のバスが運行されていて、河津桜まつり会場まで行くことが出来ます。
河津駅に到着しました。
駅には日本人や外国人の観光客が多数。
そこから道路を横断して河津川に向かいます。
川に行くまでの道は、頭上に電車が走り、線路沿いに菜の花と河津桜が見られます。
まずは河口まで行き、川沿い桜を見ながらさかのぼって行きましょう。
天気が悪いのはしょうがない。
浜橋~館橋
館橋~線路の下をくぐり荒倉橋

飲食店やみやげものを売る店などが多数ありました。
荒倉橋~来宮橋までは菜の花ロードと呼ばれ、菜の花と桜が同時に見られます。

途中の笹原公園には足湯がありましたよ。
来宮橋~豊泉橋までは桜のトンネルのようになっている場所もあり、十分楽しめました。
豊泉橋から河津町役場の前を通り、河津桜原木を見に行きます。

樹齢70年だそう。
大きくてとても立派ですね。
豊泉橋からかわづいでゆ橋くらいになると、観光客もまばら。

のんびりせいせい出来ますね。
その先に涅槃堂というお寺があり、創立は江戸時代の初めだそう。
堂内の釈迦如来涅槃像は、釈迦が亡くなる時の様子を表しており、全長は2m58cm、桧の一木造りで「日本三大寝釈迦」といわれています。
その隣に桜見晴台があり、河津川沿いの桜並木が見渡せます。

ベンチがあるので一休み。
かなり歩きましたね。
再び川沿いに下っていき、うなぎの大川屋を目指します。
先ほども見えていたのですが、店頭に行列が出来ていました。

昼の部終了間際でしたが、店内は満席。
河津桜まつりということもあるのでしょうが、かなりの人気です。
駐車場は2か所ありました。
創業90年以上の老舗で、現在の店主で4代目だそう。
店内はカウンター席と小上がり席有。
大川屋のメニュー
うな重、蒲焼きセット、白焼きセットなど。

シンプルですね。
うな重特上
肝吸いと小鉢、漬物付き。

このフタを取る瞬間がたまらない。
取ると同時に、メチャメチャ食欲をそそられる香りがします。
食べる前から美味しいのが確定ですね。
少しはみ出るくらいの大きさ。
皮はパリッと身はふっくら。
メチャメチャ美味しい。
炭火で焼かれているので、香ばしさがたまらない。
関東圏のうなぎ屋としては珍しく、関西風で蒸さずに焼かれています。
他こだわりもいろいろあるようで
秘伝のたれは初代より一子相伝で受け継がれている
北斗の拳みたいです
うなぎは富士山の伏流水で知られる清水町より仕入れている
柿田川公園のあるあたりでしょうか
うなぎの割きは関東風の背開き
串は打たずに、網で焼く
白焼きのわさびは契約農家より直接買い付け河津産わさびを使用
お漬物は、三代目の故郷、山形県産の漬物を使用
食べ進むと衝撃の事実が分かりました
何とうなぎ、ご飯のしたに更にうなぎとご飯があるではないですか

メニューをよく見てなかったので、サプライズになってました
これは嬉しい
ぜいたくな気分です
最後に肝吸いをいただき完食

大満足でした、次回は白焼きを食べたい
居酒屋ろばた
河津川をはさんで大川屋の向かいあたりにある居酒屋。

河津桜まつりの期間は昼間も営業しているようでした。
地元の人がよく来る居酒屋だそう
店内はカウンター席と小上がり席などがありけっこうな広さ


早い時間だったので、店内のお客は私一人
お客様の混み具合により、料理の提供が遅くなる場合があります
お急ぎのお客様はご遠慮くださいと書いてあったので、この日は運が良かったというのもあるのでしょう
刺身など海鮮ものから定食類、ラーメンまで幅広いメニューの種類
ろばたのメニュー
河津桜まつり専用のメニューがありました


ラーメンと地魚漬け丼を注文
ラーメンと地魚漬け丼
みそ汁、もやし、漬物なども付いてきました。

ラーメンのトッピングはなると、水菜、チャーシュー、ネギ、メンマなど。
スープはあっさり醤油味。
しょっぱ過ぎることもなく、塩分濃度は丁度いい感じ
居酒屋なので、飲んだ後のしめにも合いそう。
こしょうがよく合います
なるとはやや大きめ
細ストレート麺はやわらかめの仕上がり
昔ながらのラーメンという感じでした
地魚漬け丼はアジ、マグロ、白身魚などが乗り、てっぺんにイクラが乗っていました
その上から水菜、のりなどが乗っています
魚は新鮮なのが分かります
これは美味しい
お店の人気ナンバーワンだそう
水菜とのりがなければ、もうちょっと見た目がよかったかもしれません
マグロ好きな私にとっては大満足の味
地元の人たちも満足するのではないでしょうか
河津桜まつりの時期以外はそんなに人が多くいる場所ではないと思いますが、お店が続いているということは、地元の人たちに認められているということなのでしょう
ここの近くに『親子ラーメンよや』という店がありましたが、営業していませんでした
じかいはそちらも行ってみたいですね