支那そば処麦 藤枝店 静岡県藤枝市 朝7時朝ラーメンを求めて客が殺到

静岡県藤枝市の支那そば処麦 藤枝店

JR東海道線西焼津駅から車で5分、瀬戸川近くののどかな場所にあるラーメン店。

焼津市との境目も近いです。
城南ゴルフセンターの近くといえば分かりやすいかな。
大きいですからね。
ラーメン店ではありませんが、金子食品工業所が近いです。
創業は1936年で、90年近い歴史がある製麺所。
家族経営で営んでる小さな小さな製麺所です。
焼きそばやラーメン、そうめんなど、昭和初期の製法そのままで、変わらずノンフライ乾麺を製造しています。
一度ここへ直接ラーメンの麺を買いに行ったことがありますが、工場の中が少し見えました。
けっこう大きな作業場で作っていてビックリしました。
インスタグラムでお店の情報は発信されていますよ。
訪問時焼津さかなセンター、藤枝駅北口の藤枝市観光案内所、KADODE大井川などで販売されているとのことでした。
ラーメン店だと、西に向かったところに『大喜 藤枝店』があります。
大喜は島田店に昔行きました。
ホームページには大喜藤枝店、大喜島田店、蔵焼津大住店、蔵岡部店が載っているので、経営が同じなのかもしれません。
店主さんは焼津や藤枝の人気ラーメン店『カナキン亭』出身と聞いたことがあります。
確かに似たような味のスープですし、キムチが乗ったラーメンが人気というのも共通していますね。
昔からカナキン系のラーメンは、本当に人気があります。
一度食べたら忘れられないんですよね。
金子食品工業所の近くには『ちっきん』がありました。
2024年10月いっぱいでこの場所での営業を終え移転が決まっています。
静岡県内でかなり早くから濃厚煮干ラーメンを提供していました。
当時は県内で煮干ラーメンが美味しい店はほとんどなく、青森まで何回か食べに行きましたからね。
まさか静岡でこんなに美味しい煮干ラーメンが食べられるようになるとは、夢にも思いませんでした。
恐らく100回以上通ったでしょう。
それほどここの煮干ラーメンにはまってしまいました。
私も全国のラーメンを食べ歩いていますが、この煮干ラーメンは全国トップクラスのレベルだと思います。
食べたことがない人は是非一度食べてほしいです。
支那そば処麦は、支那そば処本店があります。
焼津市の海に近い場所に県道355号線、通称焼津大井川線があり、その道沿いにお店があります。
かなり昔に一度だけ行ったことがありました。
けっこう昔からお店はありましたが、創業はいつなんだろう?
ご存じの方がいらしたら教えてください。
藤枝店は存在は知っていましたが、初訪問になります。
駐車場は店の横を入っていくと8台分あります。
訪問日は土曜日でしたが、何とか待たずに入れました。
その後待ちが出来ていたので、運が良かったです。
店内はテーブル席のみなので、混雑時は相席になることもあるようですね。
お店の人も混雑には慣れたような感じでした。

支那そば処麦 藤枝店のメニュー

支那そば並、大盛り、冷やし並、大盛り、セットなど。


平日限定のセットもあります。

支那そば並と冷やし並ラーメン

まずは温かいラーメンから提供されました。


トッピングはネギ、のり、メンマ、チャーシュー。
スープの表面には油がほとんど浮いていません。


これは志太系朝ラーメンの特徴のうちの一つ。
油っこくないので朝から食べられるんですね。
鰹節などの節系と醤油の風味が感じられます。
和風で蕎麦っぽさもあるので、コショウよりは一味など唐辛子系が合いますね。
人それぞれ好みがあるでしょうが、私はそう思いました。
細ストレートの平打ち麺。

色が白っぽいのも特徴的。
店内に製麺機があることから分かるように、自家製麺なんです。
小麦の風味が豊かな麺。
しなやかで滑らかなさがあります。
ツルツルっとした啜り心地も最高ですね。
本店では国産の小麦粉『春よ恋』を百パーセント使用とのことでしたが、藤枝店もそうなのかな?
チャーシューは脂身が少なくさっぱりしたもの。
モモ肉でしょうか。
このさっぱりがいいんですよね。
朝から胃もたれしなくて済みます。
食べ終わる少し前のタイミングで冷やしラーメンが提供されました。


透明で涼しげな器にはいっています。
わさびと紅ショウガが乗っているのが特徴的。

このわさびがいいんですよね。
個人的に大好きです。


スープはカツオダシなど節系が基本ですが、温かいものよりいっそう魚を感じます。
温かいものと同じく、油はほとんど浮いていません。
そして甘めな味付け。
なのでわさびがいいアクセントになるのです。
冷やしなので、麺がしまっています。


ややコリっとした歯ごたえ。
チャーシューも温かいものと一緒ですね。
2杯とも小さめのどんぶりに、なみなみとスープが入っていますね。
これも藤枝の志太系朝ラーメンの特徴のうちの一つ。
麺の量は比較的多め。
この地区の朝ラーメンの元祖『まるなか』も麺の量がやや多めなんですよね。
でも、小学生でも朝から2杯食べることもあるんですよ。
なぜ朝ラーメン文化が出来たかというと、この地区はお茶関連の仕事をしている人が多いのです。
そのため、朝早くから働く人のために朝から営業するラーメン店が増えたと言われています。
藤枝と焼津は朝から営業しているラーメン店が日本一多いとも言われています。
食べたことがない人は是非一度体験してみてほしいです。



最新情報をチェックしよう!
広告