ひらめの宿 掛川市 駄菓子屋でラーメン&横須賀焼きそば

静岡県掛川市横須賀のひらめの宿

JR東海道線掛川駅より車で19分、東名高速掛川インターより車で19分の場所にあるお店。

掛川市といっても海のほうになります。

住所は横須賀ですね。

横須賀城跡のすぐ近く。

280余年に渡り横須賀藩の中心であった横須賀城は、明治維新とともに廃城となり、残された城跡は現在国の指定文化財として整備が進められています。

ラーメン店だと、「ことらや」のすぐ近く。

「ことらや」は、おばあちゃん2人で営業している小さなお店。

ほったて小屋のような感じで、ラーメンののぼりがなければ、誰もラーメン店だとは思わないでしょう。

凄いのは毎週違ったスープのラーメンを提供しているというところ。

インスタグラムのアカウントもあります。

ことらや 掛川市 こんな場所でデカ盛りチャーシュー丼とラーメン

国道150号線沿いの「たいぼうしん」も近いですね。

おばあちゃんがやっているラーメン店で、かなりディープな雰囲気です。

取材許可がいただけなかったので、動画はありません。

今回向かった「ひらめの宿」は、前回「ことらや」に来たとき、偶然見つけたお店。

ラーメンののぼりを見たら、気になっちゃいますよね。

あれ以来ずっと行かなきゃと思っていました。

今回は掛川の市街地方面から車で行ったので、西大谷ダムの横を通ってきました。

何十年も前でしたが、ここでバス釣りをしてトップで釣った記憶があります。

今はルアー釣り禁止みたいです。

この頃はフローターを持っていて、浮き輪のようなものに足ヒレをつけて釣ることをよくしていました。

なのでため池が多い掛川や菊川にはよく来ていたんですよね。

懐かしい思い出。

ナビであと1分の表示が出たのに、まだゴリゴリの山道を走っていました。

完全な住宅街にお店があります。

知らないと来ないような場所。

隠れ家的雰囲気のおみせ。

駐車場は斜め向かいくらいの開けた場所。

看板がありました。

お店は左側が駄菓子などを売っているスペース。

子供たちがいっぱい来るんだろうな~

にぎやかな光景を想像してしまいました。

右側が食事処になっています。

ウイスキーや焼酎のボトルがあったりして、居酒屋のようにもなるようですね。

店内はテーブル席と小上がり席があります。

家庭的な雰囲気の食堂という感じ。

お店のおばちゃんの親切な接客にも癒されますよ。

ひらめの宿のメニュー

かき氷、焼うどん、焼きそば、お好み焼き、ラーメン、つけ麺などがあります。

醤油ラーメンと鉄板ソース焼きそば

お店にいたのはお母さんで、注文が入るとお父さんが奥から出てきました。

ラーメンと焼きそばはほぼ同時に提供されます。

ラーメンのトッピングは煮卵、チャーシュー、ネギ、メンマ、のりなど。

スープは昔ながらのあっさり醤油味。

醤油の風味が前面に出ていました。

油も少なく胃に優しくてごくごく飲めるタイプ。

やや甘めのスープなので、胡椒がよく合います。

昔ながらの中華そばには鉄板の組み合わせ。

味が引き締まりますね。

細ストレート麺は加水率低めのもの。

パツンとした噛み応えです。

昔ながらの中華そばというと、もっと柔らかくて加水率高めで黄色いものを勝手に想像していましたが、全然違いました。

これにはビックリです。

そして焼きそば。

横須賀地方には昔から焼きそばを駄菓子屋さんなどで食べる文化があります。

私も何回か食べに来たことがありました。

特徴的なのは、ソースあとがけといって、自分で好きなだけソースをかけて食べるところ。

足りなかったら後からソースかけてねとお店の方からの説明もありましたよ。

紅ショウガが添えられ、キャベツや豚肉、鰹節などが入っていました。

青のりや削り節などが上からかかっていましたね。

やや薄味のソースで甘めの味付け。

麺はモチモチしていて弾力があります。

途中でソースをかけていただきましたが、これがメチャメチャ美味しい。

今回頼んだのは小サイズでしたが、これでも麺一玉くらいありそうです。

ラーメンと組み合わせて食べるのなら小で十分かな。

特大サイズもありましたが、どんなになるのだろう。

食べたことがある方、感想を聞かせてください。

ちなみにメニューにあった遠州焼きというのは、小麦粉、鶏卵を使ったお好み焼きの生地に特産のたくあんのみじん切り、紅ショウガ、ネギを混ぜ入れて薄く焼き上げ、しょう油やウスターソースで味付けしたもの。

たくあんの黄色が印象的なんですよね。

主に浜松市周辺でよく食べられています。

ところで宿って書いてあったけど、泊まれるのだろうか。

泊まれたらここでビールを飲みながら焼きそばを食べてみたい。

ノスタルジックな空間に癒されたのでした。

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