静岡県浜松市中区肴町のめしや朔軒(さっけん)
JR東海道線浜松駅北口から徒歩6分、アルコモール有楽街通りから少し入った場所にあるラーメン店。
以前は朔軒という昭和39年創業の老舗中華料理店でしたが、和食の店「彩上かわかみ」と中華料理とラーメンの店「めしや朔軒」に分かれたようです。
人通りの多い通りからすぐの場所なんですが、ここが細い通りで本当に分かりにくい。
私はここへ十年以上前に来ていましたが、今回も前回と同じく同じところをウロウロしてしまいました。
更にもう1本西側の道から朔軒に向かうと、更にディープ感が味わえます。
このお店に行くまでのディープ感は熱海の『香蘭亭』に似ていますね。
いずれにしても貴重な存在です。
アルコモール有楽街通りからはカラオケ館とPROUDIAというお店の間の細い道に目を向けると、ガールズバーの看板が見えるので、そちらに進んでいきます。
いずれも訪問時の情報なのでご了承ください。
お店は昼間と夕方から深夜までの営業。
ラーメン専門店というよりは居酒屋兼ラーメン店といった感じ。
外観は期待通りノスタルジックな雰囲気。
店内はカウンター5席のみで細長く狭いです。
老舗で年季が入った厨房。
狭い厨房内をがたいのいい男性が忙しそうに動き回っています。
調理風景を見ていると、実に手際が良くてビックリ。
この日は開店直後くらいでしたが、すでに飲み始めていたおじさんが2人いました。
朔軒のメニュー
麻婆豆腐や野菜炒め、餃子など一品料理をはじめ、カツ丼、チャーシュー丼などご飯類もあります。
ラーメン、チャーハン、シュウマイ、焼きそばなどもありますね。
この他テイクアウトの弁当も何種類かありました。
この狭い厨房でこれだけ多くの種類の料理を作ってしまうってスゴイです。
ラーメン700円+餃子450円
ラーメンのトッピングはねぎ、なると、チャーシュー、メンマなど。
スープは醤油と鶏の風味が際立ったもので、シンプルな味わい。
さっぱりしていて飲んだ後のしめのラーメンにちょうどいいもの。
細ストレート麺は柔らかめの仕上がり。
ツルツルっといただけます。
チャーシューは噛み応えがあるもの。
見た目はぱさっとしていそうですが、意外とジューシーな感じで美味しい。
これはチャーシュー丼も食べてみたい。
2枚入っているのは嬉しいですね。
メンマは太めでシャクシャクとした歯応え。
餃子は表面にこんがり焼き色が付けられたもので、皮は厚めでモッチリとした食感。
作るところを見ていたら、小さなフライパンに水をたっぷり入れて蓋をしてしばらく煮込み、その後お湯を捨てて焼かれていました。
中身は野菜多めで噛むと口の中いっぱいに餃子汁が広がります。
具がタップリ詰まっている感じでとても美味しい。
浜松は専門店でなくても餃子が美味しいお店が本当に多いです。
それにしてもお店の方の手際の良さが見ていて気持ちよかった。
ランチタイムはラーメンチャーハンセットなどお得なメニューがあるようです。
次回はビールを飲みながらいろいろ食べてみたいですね。