伊豆箱根鉄道駿豆線三島二日町駅より徒歩17分、車で5分、住宅街にあるラーメン店。
店の前の道はけっこう交通量が多く、駅からも遠いので車で来る方が多いと思います。
ラーメン店で言うと『めんりすと』や『次郎長本店』が比較的近いです。
味の終着駅 次郎長本店 三島市 デカ盛り半チャーハンとラーメン
めんりすとはフレンチなど色んな経験を積んだ方の作るラーメンが繊細で美味しいお店。
店主さんはいじられキャラで面白い方。
次郎長本店は裏メニューでチャーハンがあって、半チャーハンでも普通のお店の並盛以上あるというデカ盛りのお店。
どちらも何回も行っているお店です。
静岡県伊豆の国市にある有名ラーメン店『一匹の鯨』。
店主さんは以前そちらにいらした方で、そのころ一匹の鯨も何回かお邪魔しています。
店名『ら~めん華麗なる無花果』の由来ですが、お店のHPによると
あの名作ドラマ「華麗なる一族」を文字っただけ。
当初、カレー屋もやりたかった!という想いから
「カレー」と「華麗」をかけました。
深そうで浅く、浅そうで深いだそう。
後店名に『無花果』を使っている理由は
いちじくの語源が「一日一日、より良い実に熟していく」からきているので
当店もそうなっていけたらという想いも込めて。
さらにいちじくは不老不死の果物と言われていて
とても体に良いので美容と健康を考え
ほぼ全メニューにいちじくの実を入れていますとのこと。
お店は瓦葺きの屋根だったりして、一見ラーメン店には見せません。
住宅兼ラーメン店といった感じ。
和風の飲食店のような雰囲気。
前の店舗の居抜きだったようです。
駐車場は店の前と店の南側にありました。
店名が書いてあります。
いちじくのイラスト入りのけっこう大きな看板があるので、それが目印。
入り口には消毒液がありました。
店内はカウンター席と小上がり席。
間仕切りがあったりして感染対策をされているのが分かります。
小上がり席にはついたてがありました。
壁にはいろんなメニューの説明書きが貼ってあります。
BGMはサザンやとんねるずなど昭和の時代の歌謡曲。
その時代のグッズなども飾られています。
おすすめは鶏塩ラーメンと鶏醤油ラーメン。
他味噌ラーメンや生姜ラーメン・真っ白いミルクラーメン・トマトラーメン・台湾ラーメン・つけ麺などがあります。
夜専用で二郎系ラーメンもありました。
私も毎年コメントさせていただいているぴあ究極のラーメン静岡版でお店のクーポンがあり、950円以下のラーメンが半額になりました(訪問時)。
ラーメンのトッピングはかいわれ、ネギ、チャーシュー、キャベツ、メンマなど。
ネギをスープに浸します。
スープを飲むと口当たりがよく優しい味わい。
後からじわっと重層的な出汁感が感じられます。
鶏の旨味がこれでもかと伝わってきました。
鶏ガラや丸鶏などと地元の野菜を加えてコトコト煮込んでいますとのこと。
無花果の果肉が入っていたり、特製の塩ダレは白醤油とフランス産の塩などをブレンドして作っていたりと他のお店との差別化がありこれが独特な味付けになっています。
他のお店では味わえないラーメンなんですよね。
なるほど、今のところお店のイチオシというのに納得。
細ストレート麺はしなやかで滑らかなもの。
加水率は低めでややパツンとした嚙み応え。
麺は太麺にも変更できるようです。
チャーシューはとろける美味しさ。
あっという間に麺完食。
ミニカレーはそこそこ量があってラーメンと一緒に食べるにはちょうどいい量。
スパイスが複雑に絡み合って独特な味になっています。
フルーツの甘みと辛味を感じる面白い味。
無花果も入っています。
一度食べたら忘れられなくなります。
これは美味しい。
カレー専門店でもやっていけそうな感じ。
是非ラーメンとセットで食べたい味。
カレー単品とラーメンを注文しても両方いけそうな気がします。
美味しいからですね。
昼時は待ちが出来る人気店ですが、14時過ぎなら比較的空いていると思われます。
訪問日は14:30少し前に昼の部の暖簾がしまわれていました。
ご参考までに。
接客もとても丁寧だと思いました。
再訪必至なお店ですね。