伊豆急下田駅から車で18分、下田から弓ヶ浜に行く途中にあるラーメン店。
弓ヶ浜といえば青木さざえ店が有名ですよね。
まわりは畑や住宅というのどかな場所にあります。
訪問時はすぐ近くを流れる青野川の桜がきれいでした。
実食する前の日に前を通りかかったのですが、その日は定休日。
のれんやのぼりが出ていなかったら、ラーメン屋とはとても思えない激渋さにビックリしました。
これだけ見たら、とても普段営業している店には見えません。
かなり衝撃的な光景でした。
下田市の南京亭の存在は知っていましたが、南伊豆町にもあるとは知らなかった。
偶然見つけたお店です。
駐車場は道路を挟んで斜め向かいくらいに3台分あります。
駐車場の看板も字がかすれてしまっていていい味出してます。
開店時刻に到着すると、すでに営業が始まっていてお客さんが入っていました。
早めに営業開始するのは田舎ではあるあるですね。
前日は全く気付かなかった電光掲示板にはカラフルな営業中の文字。
しかも二か所。
このギャップに萌え～
この怪しさは焼津市の赤いラーメン以来。
店内に入るとけっこうな広さでビックリ。
期待通りゴチャゴチャとした昭和で時が止まったかのような店内。
テーブルがいくつもありました。
ダイヤル式のピンク電話は久しぶりに見ました。
沼津の安富以来かな。
安富 沼津市 この雰囲気がたまらないノスタルジックラーメン店
時計の横に書いてある説明書きが面白い。
ゆっくり食べてくださいという心づかいが嬉しいです。
張り紙がいっぱいあるお店といえば裾野市のかど乃やがそうでしたが、方向性が全く違うのが面白い。
チャーシュー30枚 恐ろしすぎるラーメン かど乃や 静岡県裾野市
壁にはメチャメチャ年季の入ったメニューが貼ってありました。
ラーメンのほか定食類や一品料理も豊富な品揃え。
半チャーハンがあったのに気付いたのは注文をし終わってからでした。
え？大盛り頼んでませんが。
デカ盛りチャーハンにビックリ。
これは食べ応えがありそうです。
ラーメンのトッピングはメンマ、ネギ、のり、チャーシューなど。
ネギは大量に入っていましたが、ところどころ切れてないのがあるところが味があっていいですね。
スープは昔ながらの鶏ガラ醤油味。
油は浮いていますが、さっぱりとしています。
胃に優しい味わい。
ほっとする味。
中太ちぢれ麺は昔ながらの黄色い見た目でツルツルシコシコとした食感。
途中でコショウを振っていただきます。
やっぱり昔ながらのラーメンにはコショウがよく合う。
デカ盛りチャーハンは普通のお店の大盛り以上あると思われます。
三島市の次郎長の半チャーハンのデカ盛りにもビックリしましたね。
次郎長本店 三島市 ありえないボリュームの半チャーハンとラーメン
たまごやチャーシュー、ネギなどが入っています。
しっとりとした仕上がりでコショウのスパイシーさが印象的。
ややしょっぱめですが、それがまたクセになり美味しい。
量は多いのですが、美味しいのでバクバクいけちゃいます。
こんな雰囲気の中で食べるからまた美味しく感じます。
それにしてもなぜ半チャーハンのメニューだけ別の目立たないところに貼ってあったのだろう？
食べ物サイトの口コミを見ていると、県外の人も一度訪れてとりこになったようなコメントも見かけました。
確かに一度訪れたら忘れられないお店。
ぜひまた行ってみたいです。
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