JR東海道線富士駅から車で9分、富士市中央公園と東名高速富士インターの中間くらいにあるラーメン店。
まわりは会社だったり、マンションだったり、飲食店だったりといろいろありますが、それほど交通量は多くない通り沿い。
鳥秀という焼鳥屋と同じビルの1階になります。
以前『イッパチ』だった場所。
『イッパチ』は何と18歳の人間だけでお店をオープンさせました。
店主さんも18歳だし、他の2人も18歳。
お店のツイッターには、地球で一番若いラーメン屋と書いてありましたよ。
話題性が大きかったのに、閉店してしまったのが残念です。
その前は『タグ―チェ』というイタリア料理のお店でした。
ラーメン店だと全国に店舗がある巨大チェーン店の『大阪王将 富士店』、甘みのある背脂と巨大な角煮がウリの『ばんから 富士店』、創業50年近い老舗超人気町中華『ラーメンスポット 天地人』の比較的近く。
デカ盛り肉地獄 ジャンボ角煮ラーメンに角煮マシ ばんから 新富士店
天地人 富士市 超人気老舗町中華のおすすめメニューは台湾ラーメン&チャーハン
以前イタリア料理店だったこともあり、外観はラーメン店っぽくありません。
駐車場は店の前東側4台分。
焼き鳥店側は焼き鳥店の駐車スペースなので、使わないようにしてください。
店主さんは元ホテル料理人として、10年以上フレンチの料理を作っていたようです。
店内はカウンター席がなく、テーブル席と小上がり席がありました。
20人くらいは入れそうです。
水とおしぼりはセルフサービス方式。
卓上にはおろしニンニクと豆板醤があるではないですか。
ラーメンは醤油と味噌、つけ麺もあります。
訪問時つけ麺は夜のみの提供になっていました。
ラーメンのトッピングはのり、チャーシュー、メンマ、味玉、もやし、ネギなど。
のりが乗っていて、豆板醤とにんにくがあるということは、のりで何か巻きたくなる症候群発動。
スープにのりを浸し、ニンニクと豆板醤を乗せ、麺を巻いていただきました。
のりは厚みがあってしっかりしていないと、スープを吸ってやぶれてしまいますが、こちらのお店のものは大丈夫でした。
スープには背脂が大量に浮いていて、こってりでパンチがあります。
豚骨と香味野菜から旨味をたっぷりと引き出した出汁がベースになっていました。
元フレンチシェフというから、もっと上品な感じのものを想像していたらから、全然違っていて驚きましたよ。
鷹の爪や唐辛子が少し入っていて、ピリ辛になっています。
この辛さがいいアクセントになっていました。
しょっぱさもそこそこあり、これがクセになります。
生姜を溶いていくと、清涼感が加わり、札幌味噌ラーメンっぽくなってきましたよ。
ちゅうぶとでややちぢれた麺は、短めですすりやすいもの。
加水率はやや高めで、モチモチしていました。
家系ラーメンでよく見かける麺に似ていますね。
チャーシューは豚バラ肉のもの。
柔らかく煮込まれていました。
醤油ラーメンのチャーシューは、肩ロースを使用し、低温調理で仕上げたものだそう。
チャーシュー丼は、細かく刻まれたチャーシューがご飯の上にタップリ乗っています。
ご飯は結構多めに入っていて、満腹になりましたよ。
少し味に飽きてきたので、一味をふっていただきました。
味噌ラーメンがお店のイチオシとのことですが、他にはないオンリーワンの味で大満足。
これはつけ麺も醤油ラーメンも食べてみたいですね。
営業時間 11:30-14:30(14:00LO)、17:30-22:00(21:30LO)
定休日 水曜日
住所 静岡県富士市瓜島町108 信栄瓜島ビル101