JR東海道線掛川駅から徒歩13分、住宅などが多い場所にある食堂。
歩くのなら天竜浜名湖鉄道「掛川市役所前駅」からのほうが3分程近いです。
掛川中央小の比較的近く。
ラーメン店だと、私もコメントさせていただきましたぴあの究極のラーメン2021年度版第3回究極のラーメンAWARDで静岡県内グランプリになったお店「麺屋さすけ本店」、店主が独特すぎる家系ラーメンの店『ジェット家』、ガッツリ二郎系の『麺屋三丁目』などがあります。
麺屋三丁目 掛川支店 静岡県掛川市 炙りチャーシューのラーメン
キネマ食堂は大正15年創業で、もうすぐ創業百年になります。
ラーメンが食べられる店としては、静岡屈指の老舗ですよね。
最初はカフェとして営業を始め、二代目の頃から色んなメニューが増え、三代目の現在定食やラーメンなどの麺類、夜の居酒屋的なメニューまで品数を増やしています。
夜は店舗裏で夜のみ営業する「キネマ屋」があります。
高級オーディオ機器で音楽を聴きながら、お酒などが楽しめます。
1日一組限定なのだそう。
こちらも行ってみたいです。
外観は昔からある食堂という感じで、店頭にはおもちゃや植木などが置いてあり、このゴチャゴチャ感がたまらない。
私が10年以上前にお邪魔した時とそんなに変わっていないと思われます。
駐車場は店の前に数台分。
他にも少しあるようなので、詳しくはお店の方に聞いてください。
満車で車が停められないことも多く、人気のほどがうかがえます。
店内はカウンター席とテーブル席、小上がり席もありました。
こちらも色んなものが置いてあり、レトロ感が半端ない。
雰囲気だけでも大満足です。
静岡出身の笑点の司会者でもある「春風亭昇太」さんのサインもありました。
訪問時ラーメンは520円、ラーメンカレーセット、ラーメンチャーハンセットは830円と全体的に低価格。
定食類やセットメニューも充実しています。
夜は夜専用メニューもあるようですね。
お盆の上には魚フライ、冷奴、パスタ、ペンネ、漬物、ご飯、ラーメンがあります。
オモウマい店に出てきそうな、小鉢がたくさん乗る状態。
これだけでワクワクして嬉しくなりますよね。
血糖値の急激な上昇を少しでも防ぐため、まずがヤサイからいただきます。
いつものことですけどね。
ラーメンのトッピングはなると、ネギ、チャーシュー、メンマなど。
スープは醤油の味わいがやや前面に出て豚の香りが強いもの。
ですが、飲むとほっとするものです。
やや甘みを感じました。
豚がらと野菜でとったもので、スッキリしながらもコクがあります。
醤油だれはチャーシューの煮汁が使われていて、醤油の風味もいいですね。
中太麺はやや縮れたもの。
加水率はやや高めで、モチモチしています。
あまりパツンパツンした麺だと、このスープには合わないでしょう。
チャーシューは豚もも肉で、2枚入っていました。
歴史を感じますね。
これが昔から愛されるラーメンなんだと思うと、感動的です。
フライはコロッケだったり、アジフライだったりいろいろ変わるようで、この日は白身魚でした。
ソースをかけていただきます。
外はサクサク中はホクホクフワフワで、ご飯が進みます。
ペンネはミートソースのような味付けがされていました。
ラーメン定食を頼むとペンネが付いてくるって、初めてかもしれません。
冷奴もちょくちょく変わるようで、この日は何かの茎は入っていました。
ラーメン定食も細かい部分がいろいろ変わるようで、お客を飽きさせない努力を、常にされているのが分かりましたよ。
それにしても、このボリュームでこのお値段には本当に恐れ入ります。
昔から超人気店なのも納得ですね。
まんぷくセットはみそ一口カツ、鶏唐揚げのタルタル丼とラーメンのセット。
次回はこちらも食べてみたいです。
もうすぐ創業百年を迎えるこちらのお店。
こういう歴史があるお店は、これだけ続くのに何かしらの理由がありますよね。
若い人から年配の人まで幅広い年齢層の人が来ていました。
女性のお客さんもけっこう多かった。
ぜひ一度は行ってみてほしいお店なのです。