JR東海道線静岡駅から徒歩11分、七間町通り沿いに静岡東宝会館があり、その2階にあるラーメンと焼肉のお店。
以前『牛肉の高橋』という、焼肉などを提供していたお店があった場所。
私も行ったことがありました。
七間町は静岡市において、演劇や映画などの娯楽の街として発展しました。
1609年に徳川家康が駿府96ケ町の町割りをした際に七間町が誕生。
東海道線が開通するまで、静岡でもっとも栄えた繁華街は七間町でした。
静岡市上下水道局の近く。
ラーメン店だと店主さんが渋い『麺屋やまもと』、独創的なつけ麺が食べられる『きじ亭』、レベルの高いラーメンを提供する『中華そば弦月』、沖縄そば専門店『おぎどう』などがあります。
なかなかのラーメン激戦区なんですよね。
更に行列の出来るかカツカレー専門店『カツカレーのジャイアン』も目と鼻の先。
『麺処ランボルビーフ』は以前、焼津市の焼津市役所の近くにあったラーメン店。
【移転】ランボルビーフ 焼津市 牛タン焼肉ラーメンは花びら満開
有名スポーツカーに似たデザインの看板が目印です。
このデザイン、大丈夫なのかな?
静岡に移転することになりました。
今度のお店は昼の部はラーメン店、夜の部は焼肉店として営業。
『焼肉10』は葵区駿府町にある焼肉屋として有名なお店。
味は継承しつつ、本店とはまた違った味わいを炭火を使うことにより表現するとのこと。
読み方はテンではなくじゅうです。
お店の駐車場はないので、近くのコインパーキングを利用。
映画館である東宝会館の横の階段を上っていきます。
店頭にはかっこいい看板がありました。
店内は掘りごたつ式のテーブル席がありました。
夜はここで焼肉を焼くんですね。
少し薄暗い感じです。
メニューはラーメンやまぜそばもあります。
平日ランチセットもありました。
上タンラーメンを焼津時代より更にパワーアップさせたとのこと。
挑戦者求むと書いてあったので、挑戦してみました。
横から見ると、そのデカ盛り具合に圧倒されます。
世界遺産富士山のようですね。
もやしの上にローストビーフが敷き詰められ、ニンニクと生姜が添えられています。
てっぺんには背脂とネギが乗っていました。
血糖値の急激な上昇を少しでも防ぐため、ローストビーフをめくってヤサイからいただきます。
そんなこと気にするなら、二郎系ラーメンなど注文するなということではありますが・・・
それにしても野菜の量が多い。
おとこの肉ラーメン赤富士というメニューめいに恥じないもの。
スープは澄んだ色をしています。
これが後でとんでもないことになるのでして。
魚介系かな?醤油ベースで出汁感もありました。
牛の甘みなのか、少し甘みもありましたね。
なんだか前に焼津で食べた時よりスープがより一層美味しく感じましたが、気のせいだろうか。
じんわり美味しさが伝わってきます。
黄色い極太麺はうどんのような太さ。
少し縮れています。
二郎系ラーメンでよく見られる、ゴワゴワした麺とまではいきませんが、噛むのが疲れます。
弾力がありブルンブルンしていて、かなり食べ応えがありました。
食べ進むにつれニンニクと生姜、背脂がスープに溶け込んできました。
見た目は背脂タップリのスープになってきたのです。
最初は見た目美しい澄んだスープで美味しいなと思っていましたよ。
まさかこんなことになるとは。
でもコクが加わった感じで、パワーアップしました。
味も見た目もこれだけ変化するのが面白い。
計算しつくされていますね。
ローストビーフは、スープに浸かっていた部分が少し色が変わっていました。
焼肉屋で使用する中でも、上質な厳選牛を使用して提供しています。
牛の内もも肉にじっくり火を入れ、美味しさを十分に引き出した特製のローストビーフ。
しっとり柔らかでジューシーなもの。
これは美味しい。
肉好きにはたまらないですね。
ラーメン店でこんなに美味しいローストビーフを食べたのは、『麺や厨』以来。
肉にもやしと麺を巻いて食べたりしました。
これ何枚乗っていたのだろう。
さすがにこれだけ食べれば腹一杯。
それにしても、食べ始める時は想像もつかなかったスープの変化に、ビックリ仰天です。
ジェットコースターのようなラーメンでした。
帰り際、お店の方と少しお話させていただきましたが、静岡在住の超有名youtuberとお知り合いなんだとか。
もしかしたらそのうちこちらのお店の動画がアップされるかもしれませんね。
楽しみです。