JR身延線芝川駅より車で8分、まわりはわずかな住宅と他は畑や山に囲まれたのどかな場所にある古民家カフェ。
ラーメン店を強いて言うならオモウマい店に出演した『おふくろラーメン』から車で十数分の場所。
けっこうな山奥です。
静岡県内ですが、私も初めてくる場所。
芝川地区でいいのかな？
富士川水系である芝川沿いを北上していく感じ。
まわりには飲食店はそば店が1軒くらいかな、あまりなく途中すれ違いが出来ない場所などもある道路を通ってきました。
グーグルナビだと途中で県道75号線を外れて芝川の土手を走るような道を案内されますが、この道は本当に狭いので、『黒門』というそば店を目指す感じで県道75号線を走った方がいいです。
店の入り口付近は芝川沿いから少し下りていくのですが、ここが狭くて急こう配で初めての人はビックリすること間違いなし。
え？ここを下りていくの？と目を疑ってしまいました。
駐車場は店の前にもとめられますが、斜め向かいにある公民館前にもとめられるので、そちらの方が出入りしやすく広いです。
そして現れた古民家。
黒で統一された外観。
築150年以上の古民家をオーナーさんが自らリノベーションされたとのこと。
脱穀機があったり、入り口付近にはつくばいがあったり、屋外にも席があったりします。
黒い木の引き戸をあけると土間がありました。
靴を脱いでスリッパに履き替えるようになっています。
入って左が客席で、カウンター席とテーブル席があります。
カウンター席からは見事なミニ庭園が見られました。
壁掛け時計も天井もいい雰囲気。
店内は全席禁煙。
BGMはジャズ。
和食から洋食・デザートなど実に豊富なメニュー。
お目当てのラーメンはあさりラーメンと自然坊ラーメン。
おすすめランチメニューもありました。
※写真は一部のみ
夜のメニューも多数ありました。
ラーメンのトッピングは茹で玉子1個分・ネギ・メンマ・とろろ・のりなど。
白みそベースのスープでしょうか。
やや甘みがありコクがあります。
優しい味わいですね。
心が温まります。
中太ちぢれ麺はツルツルシコシコとしたもの。
柔らかさは普通くらいで、適度なコシがあります。
固ゆでのたまごはややぱさっとしていますが、口に含んだ後スープを飲むのが幸せな瞬間。
とろろはドロドロで、皮まですってあるようで茶色いものが入ってますよね。
自然薯を使っているそう。
とろろを食べたのは何年ぶりだろうか。
子供のころは家でよくいものすりおろしやったのが懐かしいな。
風味が濃厚でとろろ自体もとても美味しい。
これが麺によく絡みます。
美味しいじゃないですか。
更にこのとろろとスープをご飯にかけていただきます。
はい、こんなの旨くない訳がありませんね。
メッチャ美味しい。
この組み合わせでご飯がいくらでも食べられそう。
ご飯はセットで頼まないと付いてきませんが、注文することをおすすめします。
この雰囲気と味には大満足。
癒されること間違いなしのお店なのでした。