JR東海道線静岡駅から車で8分、SBS通り沿いにあるラーメン店。
以前ブロンコビリーだった場所。
交通量はとても多い道沿い。
この通り沿いには魁力屋・ラーメン蛮骨・拉麺屋・田ぶしなど人気店が多数あります。
近くには人気ラーメン店『ライム軒』があります。
ライム軒 静岡市 おすすめメニューは激辛つけ麺 超人気ラーメン店
一蘭は1993年に福岡市で創業し、国内はもちろん海外にも店舗がある巨大ラーメンチェーン店。
静岡県内には静岡駅前店と浜松店がある一蘭。
私は福岡県にある『一蘭の森店 糸島工場』や『一蘭本社総本店』にも行きました。
一蘭本社総本店 博多区 おすすめメニューは天然とんこつラーメン
店内には糸島工場の写真やこだわりなどが書いてあり、おみやげラーメンたカップラーメンが売っていました。
一蘭 静岡SBS通り店は静岡県内3店舗目。
県内10年ぶりの新店舗になります。
駐車場は35台分とかなりの広さ。
お店は2階建てで客席があるのは2階部分。
階段を上がっていきます。
暖簾には富士山が描かれていました。
店内に入ると『空席案内板』があり、現在の空席が分かります
食事中や片付け中などが分かるシステム。
店内はカウンター席のみ全29席。
創業時から味集中カウンターと呼ばれる仕切りが各席ごとにあり、これは特許取得済み。
ラーメンの味に集中してもらうシステム。
カウンター席内には水の蛇口・好みを書く用紙・一時的に席を離れる時に置く札などがありました。
細かい好みを書き込んで呼び出しボタンを押して待ちます。
すだれ越しに店員さんが来たら注文用紙を渡します。
こちらからもお店側からもお互いの顔を合わせることがなく注文可能。
替え玉など追加オーダーもこちらから出来ます。
トイレも一蘭の名物で、社長が『トイレの中でもお客さまに驚きと楽しさを感じてもらいたい!』という考えのもと、始めた試みなのだそう。
これ、お店によって数が違うんですよ。
タッチパネル方式の券売機はキャッシュレス決済にも対応済み。
ラーメンの基本は『天然とんこつラーメン(創業以来)』の1種類のみ。
他トッピングや替玉・デザートなどがあります。
オーダー用紙に味の濃さ・こってり度・ニンニク・ネギ・チャーシュー・秘伝のタレ・麺の硬さなどを書き込みます。
書き込んだら目の前の呼び出しボタンを押して店員さんに渡します。
濃い味・こってり・ニンニク半分・白ネギ・青ネギ・チャーシュー・秘伝のタレ×5・かためで注文。
提供されると、目の前のすだれが下ろされました。
たれ別皿は出来ないとのこと。
まずは秘伝のタレを避難させます。
なぜこんなことをするかというのは後のお楽しみ。
ラーメンの中には秘伝の赤いタレ・チャーシュー・白ネギ・青ネギが入ります。
別皿で半熟味玉・チャーシュー・キクラゲ・のりなど。
ややとろみのあるスープは、豚骨100%のもの。
臭みが全くなく、豚骨の旨味だけが感じられます。
インスタントの豚骨エキス等を一切使用しない純粋なスープなので天然とんこつスープと呼ばれています。
この味をチェーン店で出してしまうのだからスゴイ。
世界初トランス脂肪酸ゼロのスープということでも有名です。
細ストレート麺は加水率低めでパツンとした歯ごたえ。
博多豚骨ラーメンではおなじみのタイプ。
麺がデリケートで傷付きやすいので、湯切りは3回までしかやらないのだそう。
赤い秘伝のタレは唐辛子をベースに30数種類の材料を調合し何昼夜も寝かせ熟成させて作られます。
このレシピを知っている人は、4人しかいないのだそう。
けっこうな辛さですが、辛味の中に旨味が感じられとても美味しい。
これがないと一蘭のラーメンを食べた気にならないかも。
以前は辛さ2でいっぱいいっぱいでしたが、かなり耐性が付いてきたようです。
麺の量は替玉をする前提なのか少な目。
あっという間に食べ終わり、替玉を注文。
替玉にはタレが少しかかっています。
そして別皿にあったトッピングを乗せてみて第二ラウンド開始。
のりにタレを乗せて、麺やキクラゲを巻いていただきます。
これがやりたかったので、タレを避難させておきました。
チャーシューにも同じことをしていただきました。
これが旨いの何のって。
一蘭のラーメンは安くはありませんが、この企業努力を考えたら私は値段も納得かと。
人それぞれ考え方が違うので、納得できない人は食べに行かなければいいだろうし。
個人店でこんなラーメンを作ろうと思ったらいくらかかるか分かりません。
それでも繁盛店ですからね。
浜松と静岡に店舗があるので、今度は東部地区に出来るといいですね。