JR東海道線蒲原駅より車で4分、食鮮館タイヨーの近くにあるラーメン店。
由比駅と蒲原駅の中間ぐらいという立地。
以前車の修理工場だったようで、設備もそのまま残っています。
もしかして現在も車の修理工場は稼働中なのか、よく分からず。
なので一見何の店だか分からない人もいるかもしれません。
そんな不思議な感じに誘われて来てみました。
車工場のラーメン店といえば、鳥取県で初めてミシュランビブグルマンに掲載されたラーメン店『ホットエアー』が有名です
塩ラーメンが鳥取ミシュランガイド掲載 ホットエアー 鳥取市気高
古い看板と新しい電光掲示板があり、このミスマッチ感がたまらない。
赤い暖簾がかかっていると営業中の目印になります。
店内はけっこう広く、カウンター10席、4人掛けテーブル席が4つあり、それぞれアクリル板で仕切られていました。
店内はノスタルジックな雰囲気で壁紙は中華風。
これもポイント高いです。
オレンジ色の照明も家庭的なもので6年前に来た時と変わっていませんでした。
椅子に貼ってあるビニールの柄は色合いは先日訪れた藤枝市の『 寿蘭 』や、焼津市の『五十番』と同じなのですが、模様が少し違うんですよね。
使い込まれたオレンジ色のカウンターやテーブルもいい味出してます。
いずれにせよ昔ながらの中華料理店という感じが店内いたるところに見られて素晴らしい。
以前はおばちゃんだけでしたが、この日はおばちゃんと男性で男性が調理を担当していました。
息子さんでしょうか。
醤油ラーメンが450円で一番高い麺類はからしラーメンで750円。
あと焼きそばや餃子、チャーハン、カレーライス、野菜炒めなどの一品料理もありました。
からしラーメンってどんなものだろう。
食べたことがある方いらしたら教えて下さい。
トッピングはメンマ、チャーシュー、なると、わかめ、ねぎなど。
ネギはけっこう多めに入っていました。
スープは昔ながらのラーメン店に行くと飲めるような感じ。
出汁感はそんなに強くありません。
優しい味わいでしょっぱすぎることもなく、やや甘みを感じます。
中太麺は黄色がかっていてちぢれたもの。
シコシコとした食感でこれも昔ながらのラーメンには定番です。
チャーシューは弾力があり噛み応えのあるもの。
醤油の風味がしみ込んだもの。
昔ながらのラーメンにはコショウが定番。
甘めのスープが引き締まります。
半チャーハンにはネギ、玉ねぎ、チャーシューなどが入っています。
最初からコショウが混ざっていてスパイシーさがあります。
ぱらっとした感じとしっとりした感じの中間ぐらいに思えました。
半ですがボリュームがけっこう多くてこのお値段なら大満足。
そういえばメニューに焼肉ショーローというものがありましたが、イメージとしては蒲原の『ちゃん源』で食べたショーロー丼をイメージしたものなのだろうか。
路地裏の町中華でラーメンショーロー丼 ちゃん源 静岡市清水区蒲原
気になるところ。
昔ながらのお店なので潔癖症の方には向かないかもしれませんが、ノスタルジックな雰囲気を味わいたい方にはおすすめのラーメン店です。