JR東海道線掛川駅より車で22分、新東名掛川パーキングエリア下り線にあるラーメン店。
ほぼ山の中なので、高速道路が通っていなければほとんど人が来ないような場所。
掛川パーキングエリアは、下道からも行くことが出来ます。
住所は掛川市倉真になり、倉真赤石温泉がありますね。
家族経営している小さな日帰り温泉で、かなりの秘境感とスゴイ炭酸風呂がウリなのだそう。
倉真には、以前訪れた「こんにゃく亭」があります。
こんにゃく亭の敷地内にはその年の干支の飾りがあったり、庭園のような場所もあります。
地元の方々の集会場みたいな感じでしょうか。
一般のお客さんも入ることができて、ご当地の特産品が売っていたり、ラーメンが食べられたりします。
掛川市倉真という場所は、男子サッカー日本代表監督森保さんのお母さんの出身地。
森保監督はたまに墓参りでここを訪れるそうで、訪問時こんにゃく亭の店内というか民家内にいろいろ資料が飾られていました。
ぜひ一度は訪れてみてほしい場所ですね。
松軒中華食堂は、牛丼が有名な松屋フーズグループが手がけるラーメン店。
訪問時は東京に4店舗、静岡に1店舗の合計5店舗。
東京以外だと静岡でしか食べられないのです。
掛川PA(下り線)店はフードコート内にありましたが、並んでいる店舗が凄くて、松軒中華食堂、松屋、松のやと3軒並びじゃないですか。
ちなみに松のやはとんかつのお店。
全て松屋フーズグループのお店です。
これらの店舗を行き来している店員さんが多数見られましたよ。
これは効率的ですよね。
松屋は24時間営業でしたが、松軒中華食堂は8時から22時の営業になっていました。
店頭にタッチパネル方式の券売機があり、こちらで食券を買います。
買うと自動的に注文が厨房に入るシステムで、食券に書いてある番号が呼ばれたら料理を取りに行きます。
会計はpaypayなど各種QRコード決済も可能でした。
調味料などは店舗前にまとめて置いてありました。
水もセルフサービス。
もり肉中華そば、掛川満満セットなどここでしか食べられないものもあり。
ラーメンは醤油、塩、味噌、豚骨があります。
チャーハンや餃子もありました。
紅ショウガは取り放題になっていました。
牛丼チェーン店に行くと紅ショウガをタップリ乗せて食べる私は、今回もオンザライス。
ラーメンのトッピングはネギ、松屋の牛めしに通常乗っている牛肉など。
ベースのスープは鶏ガラなどで醤油味。
あっさりしたものですね。
あっさりしていますが、昔ながらの中華そばという感じではなく、しっかりとした出汁感でコクがありました。
醤油は、入正醤油のほか、厳選に厳選を重ねた醤油を使用しており、ブレンドされた醤油ダレは醤油ラーメンをあっさりとした飽きのこない味に仕上がっています。
牛丼の具の甘さが最初からスープに混じっていました。
肉ダブルにしただけあって、麺が全く見えません。
牛肉と玉ねぎが甘めに味付けされ煮込まれています。
そのまんま松屋の牛丼の具なので、美味しくない訳がありません。
この味付けが絶妙なバランスなんですよね。
甘めなので、一味唐辛子をかけて食べると味が引き締まります。
吉野家やすき家などで食べる時も、一味はいつもかけますね。
紅ショウガも同じように牛肉と一緒にいただきます。
紅ショウガと一味と牛肉の組み合わせは最高。
ややちぢれた細麺は柔らかめの仕上がり。
麺かための注文は出来ないだろうな。
静岡県富士の自社工場で作ったオリジナル自家製麺は、厳選された小麦粉とバナジウムを含んだ天然水を使用。
手間ひまをかけたオリジナル麺です。
そしてライス。
半ライスにしましたが、普通盛りくらいありました。
これなら半で十分です。
あ、でもこの日2軒目で、前のお店でもラーメンとチャーハン食べたからそう思ったのかも。
1軒目だったら、並ライスくらい食べれたかもしれません。
肉ダブルだったらそれくらいいけたかな。
これに牛肉乗せて食べたらそのまんま牛丼じゃないですか。
さすが肉ダブル、食べても食べても肉が減らない感じ。
半ライス100円も嬉しいですね。
隣の松屋でご飯を大量に消費するから、安く提供できるのでしょう。
松屋で牛めしと松軒中華食堂でラーメンを両方単品で頼むより、安く済みますね。
牛丼のご飯を麺に替えてつゆダクダクにした一杯という感じ。
ちょっと調べたら、東京の店舗は訪問時醤油ラーメン580円、塩ラーメン480円、豚骨ラーメン680円になっています。
それに対して掛川の店舗は醤油ラーメンも塩ラーメンも690円で豚骨ラーメンは890円。
テナント料が高いのでしょうか。
日本でここでしか食べられない松屋の牛肉が乗ったもり盛り肉そば、是非食べてみてください。
せっかく松のやもあるので、とんかつ乗せラーメンがあったら面白いですね。
営業時間 8時から22時
定休日 無休
住所 静岡県掛川市倉真5968-4(下道から行けます)
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