JR東海道線弁天島駅より車で2分、徒歩14分の場所にあるラーメン店。
国道301号線から少し入った場所にあり、知っている人でないとまず来ないような場所。
住宅街にあります。
国道301号線沿いにある、浜松中央警察舞阪町交番の横の道を、南に向かうとお店があります。
初めての人は、え?ここを曲がってお店があるの?と思うこと間違いなし。
弁天島海浜公園の近く。
昔、家族で潮干狩りに来た場所でとても懐かしい。
お金を払うと網のネットをくれて、それが渡し舟のチケット替わりだったんですよね。
高校生の時遠足がここの潮干狩りでした(笑)。
昔この近くに『身空』というラーメン店がありました。
ほったて小屋みたいなラーメン店で、大雨が降ると雨漏りで休業していましたね。
ですが店主さんはこだわりのラーメンを提供していて、けっこう人気でした。
閉店してしまったのが残念です。
浅草軒分店ということは、本店があったのだろうか?
ご存じの方がいらしたら、コメントをいただけると助かります。
昭和22年(1947年)創業と、創業75年以上の超老舗ラーメン店。
静岡県内でもここより創業年数が多いラーメン店は、ほんのわずかです。
数十年前に一度来ていました。
確かラーメンマップ静岡著者のかなり高橋氏と来たんですよね。
同じラーメンを注文したのに、味が濃かったり薄かったりとばらつきがあったのが、面白かった記憶があります。
駐車場は店の前と、近くの舞阪小学校横の砂利のところ。
店名が書いてある場所になります。
訪問した時間はかなり昼時をずらした感じでしたが、ひっきりなしにお客さんがやってきます。
半分くらいは餃子持ち帰りのお客さんでした。
客層は年配の方が多い感じ。
外観は小さな看板と暖簾がなければ、民家にしか見えません。
この立地でこんなにお客さんが来るって、本当に凄いこと。
店内はテーブル席と小上がり席有。
昼時は行列が出来る超人気店。
混雑時は相席になるようです。
ラーメンと餃子しかありません。
メチャメチャ潔いですよね。
メニューがシンプルといえば、岩手県盛岡市の『中河』が思い浮かびます。
メニューは中華そばのみ 岩手で外せないラーメン店 中河 岩手県盛岡市
あれ?以前はレンゲがなかったような。
ラーメンのトッピングはネギ・かまぼこ・メンマ・チャーシューなど。
スープは麺に対して多めに入っていました。
遠州地方では昔から豚メインのスープを、提供する店があります。
こちらのお店も豚メインで、煮干がほんのり効かせてあります。
やや甘めなので、胡椒がよく合いますね。
醤油ダレも主張していました。
細ちぢれ麺はちぢれ具合が、けっこう大きくて私好みのもの。
食べていくうちにスープを吸って、柔らかくなっていくような気がしました。
モチモチブルンブルンしています。
チャーシューは噛み応えのあるもの。
極太メンマはやや甘めの味付けで、コリコリとした食感が印象的。
餃子は野菜たっぷりでニンニク強めの味付け。
まずは酢コショウで、その後醤油とラー油でいただきました。
酢コショウで餃子を食べるのは、孤独のグルメを見ていて知りました。
それ以来酢とコショウがあれば、まずこの食べ方を試します。
皮はカリッと焼かれ、サクッとした食感がいいですね。
それでいて他の皮の部分は、モチモチとしています。
野菜の甘みもあり、浜松餃子っぽいです。
ジューシーでとても美味しい。
ビールが飲みたくなる餃子。
持ち帰りの人が多いのも納得です。
それにしてもこんなに分かりにくい場所にあるのに、ひっきりなしにお客さんが来るって、本当に凄いこと。
浜松のラーメン界を語るのに、絶対に外せないお店なのでした。