最寄り駅なし、新東名高速道路掛川PA近くにあるこんにゃく亭。
新東名がなければかなり山奥で秘境という感じ。
粟ヶ岳の登山口にもなっています。
もちろん近くにラーメン店はありません。
アサギマダラという蝶々が見られることでも有名ですね。
すれ違いができないというほどではありませんが、掛川の中心地から向かうとけっこうな時間がかかります。
途中で不安になること間違いなし。
私も初めて通る道でした。
不安になりながら運転していると黒い民家が見えてきました。
こんにゃく亭の敷地内にはその年の干支の飾りがあったり、庭園のような場所もあります。
テントのような場所では地元のお年寄りが多数集まりおしゃべり中。
ほのぼのとした風景です。
こんにゃく亭がある掛川市倉真という場所は、男子サッカー日本代表監督森保さんのお母さんの出身地。
森保監督はたまに墓参りでここを訪れるそうで、店内というか民家内にいろいろ資料が飾られていました。
※2023年1月いっぱい展示の予定。
いろいろ食べられるとはいえ雰囲気は完全に民家。
この雰囲気がたまらない。
メニューの写真を撮り忘れていたみたいだけど、ラーメンは1種類のみ。
だれが店員さんだか分からないので、そこにいたおじさんに声を掛けたら出来ますよとのこと。
ほぼ飲食店ではないので、外の景色を見ながら気長に待ちましょう。
トッピングはなると・メンマ・のり・ネギ・ハムなど。
スープは優しい醤油味。
昔ながらの鶏ガラ中心のもの。
ほっとする味です。
甘みもあるのでコショウがよく合いますね。
やっぱり昔ながらのラーメンにはコショウ。
中太ちぢれ麺は黄色い色。
ツルツルシコシコとしていて、昔ながらの中華そばのようなもの。
ノスタルジックな感じです。
チャーシューではなくハムというのが面白い。
しっとりして噛み応えがあります。
田舎に帰ってきたような古民家の畳の間で外を見ながら食べるのでまた美味しく感じます。
ラーメンは500円でした(訪問時)
食べ終わってから少し体を動かそうと思って近くの百観音というところに行ってみることに。
車でも行けますが、歩いたら片道20分ほどかかりました。
けっこう険しい道を進んでいったので、注意が必要。
素敵な風景でした。
営業時間 10:00~16:00
定休日 水・木