JR身延線富士根駅より徒歩11分、県道414号通称富士富士宮線沿いにある食堂。
南に向かうと東名富士インターになります。
かなり交通量の多い場所で、見たことはあるけど入ったことがないという方も多いのではないでしょうか。
私もメチャメチャ気になっていて今回初訪問です。
まわりは住宅や商店・お店などが入り混じった場所。
ラーメン店だと踏切横のノスタルジック食堂『かとう食堂』・超人気老舗町中華『志那忠分店』・老舗食堂『助六食堂』などの近く。
かとう食堂 静岡県富士市 おすすめメニューは絶品ホルモンラーメン
どうして富士市はこんなにノスタルジックで素敵な町中華が多いのでしょう?
駐車場は店の前や横にあります。
外観はかなり年季が入っていてノスタルジックな感じ。
まわりに植物がたくさんあり、少しミステリアスな感じもします。
初めての人は入りづらいかもしれません。
私はこういう雰囲気大好物です。
店内に入るとそこはかなり広い空間。
テーブル席・小上がり席など、あまり使われてないようなところも含めると、100人近く入れるかもしれません。
お店の看板にはご宴会・ご会合などと書いてありましたからね。
ただコロナの影響でそういった利用は減っているのでしょう。
水槽があり熱帯魚が泳いでいました。
広い店内を貸し切り状態。
ぜいたくな気分です。
昭和で時が止まったかのような空間。
いや~たまらない。
期待通りで食べる前から興奮気味。
接客してくれたのはおばちゃんです。
奥の厨房に調理担当の方がいるのでしょう。
麺類はラーメン・焼きそばなど。
飯類はチャーハン・チキンライス・カツ丼など。
他定食や一品料理など豊富なメニュー数。
麺類のメニューの一番上に書いてあったので、おすすめかと思い注文。
スープ自体はあっさりとした醤油味。
優しい味わい。
豚肉やネギなどが炒められて入っています。
それらがスープに混じっていき、香ばしさが加わります。
食欲を増していく香ばしさ。
中太でやや縮れた麺は加水率高めでモチモチした食感。
エッジが効いていて弾力があります。
豚肉は細かくて一口サイズ。
食べやすいです。
この超がつくほどノスタルジックな空間で食べるからより美味しく感じるのでしょう。
まさに雰囲気も味のうち。
私のようにこういう雰囲気が好きな方にはたまらないと思います。
お店は年配の方がやっているようでした。
どうしても跡継ぎの心配をしてしまいます。
大きなお店なので建物の維持だけでも大変そう。
いつか行こうと思っていて閉店してしまったというのはよくある話。
いつ行くの?今でしょみたいなお店なのでした。
※訪問時営業時間は11:15~14:00、定休日水・木でした。