JR東海道線富士駅より車で7分、国道1号線沿いにある中華料理店。
国道1号線を静岡方面から向かうと、富士川の橋を渡って道の駅を過ぎたらすぐ左側、セブンイレブンのある靖国交差点のところにあります。
国道1号線からも交差点を曲がったところからも駐車場に入れます。
生い茂った木や色あせた赤いシートが目印。
今までメチャメチャ気になっていましたが、入ったことがなかったんですよね。
そういう方も多いと思います。
訪問時のちょっと前までは長期休業中でした。
訪問時はラーメンののぼりが多数見られて営業中をアピールしていました。
よかったですね。
ラーメン店だと山岡家富士店のすぐ近く。
ここ周辺は車の窓を閉め切っていても強烈な臭いがしてきます。
これだけ外観がミステリスなお店も珍しい。
駐車場は店の西側の砂利のところ。
北側と南側にけっこうな台数とめられます。
いたるところに手書きの案内がみられますが、これがいい味出てるんですよね。
もう最高。
そして外観を見て更にビックリ。
何というノスタルジックさ。
看板などこちらも手書き感がたまらない。
入り口横に洗濯機が置いてあるのも素敵です。
そしてまわりには植物。
店内はテーブル席のみでこちらも年季が入ったテーブルとイスが多数。
期待通りです。
昭和の雰囲気がたまらない。
50周年記念でサービスデーもありました。
ラーメンだけで10種類以上、チャーハン、カツ丼、カレー、餃子、各種定食類など。
おしんこ・昆布・冷奴が付いてきました。
さすがご飯大盛り。
けっこうな量です。
ラーメンのトッピングはかまぼこ・のり・ネギ・メンマ・チャーシュー。
スープはガラベースと思われ、あっさりした醤油味。
口当たりがよく、ゴクゴクと飲めるもの。
ホッとする味です。
生姜がピリッと効いた昔ながらの味。
ややちぢれた中太麺は加水率高めでモチモチとした食感。
昔ながらのラーメンというともうちょっと細い麺を勝手に想像していましたが、意外と太かった。
こういう甘めのスープにはコショウがよく合います。
定番ですね。
かまぼこが面白い形をしていました。
これは初めて見ました。
豚バラチャーシューは柔らかいもの。
デカ盛りのご飯ですが、麺や漬物・昆布などと一緒に食べれば食が進みます。
小鉢がいくつか付いてくると何だか嬉しくなります。
オモウマい店みたいですね。
特に麺とご飯を同時に口の中に含んだ時の背徳感がたまらない。
W炭水化物ですからね。
漬物は何となく家庭的な味。
箸の動きが止まることなく一気に完食。
他にお客さんは一人でしたが、YouTube見てますって声をかけていただきました。
ありがとうございます。
それにしても富士市はこういう素敵な雰囲気のお店が静岡県内でも特に多い地域。
ふじいちは以前吉原店がありましたが残念ながら閉店。
訪問時は平垣店とここの本店のみのようでした。
かなり年季が入った建物なので、いつ閉店してしまうか分かりません。
行こう行こうと思っていていつの間にか閉店してしまったということがないように、行ける時に行っておきましょう。
※訪問時は昼の部のみ営業、LO14時でした