大元の来集軒製麺所は1910年(明治43年)創業で何と今年で112年。
現在の中華料理店としての浅草来集軒になったのは1950年(昭和25年)。
ラーメンの歴史を語るうえで外せないお店なのです。
私も2013年に一度来ています。
つくばエクスプレス浅草駅から徒歩2分、東京の下町浅草にあるラーメン店。
店の前からは東京スカイツリーが見えます。
浅草国際通りから入ってすぐの場所ですが、下町風情が残る貴重な場所。
近くには『十八番』、『麺みつヰ』があり、両方とも行ったことがあります。
十八番 浅草 きたなシュラン店 おすすめメニューはラーメン&餃子
麺 みつヰ 西浅草店 ミシュラン店のおすすめメニューはラーメン
十八番も1963年創業で60年近く営業しているかなりの老舗。
テレビ番組できたなシュランに認定された雰囲気最高の中華料理店です。
麺みつヰは麺屋七彩出身の店主のラーメン店で、手もみ麺が本当に美味しいお店。
で、来集軒は黄色いボロボロの看板が何ともノスタルジック。
暖簾は新しいものでした。
店内はテーブル席のみでゆったりとしたスペース。
年季が入ったテーブルと椅子が並んでいました。
壁を見ると、有名人のサインが多数あります。
いかりや長介さんや藤子不二雄さん、浅草なので噺家さんのものもあり、今は亡くなられた方のものも多数ありました。
何と武内伸さんのものもありました。
とても貴重なものですね。
見られたことに感謝します。
食後お客が私一人になったので、お店のおばあちゃんと少しお話させていただきました。
ラーメンのトッピングはメンマ、のり、チャーシュー、ネギなど。
少し濁った色のスープ。
醤油が前面に出たややしょっぱめの味。
このしょっぱさがクセになります。
動物系の出汁感が感じられました。
けっこう油は浮いていましたが、そんなにくどくはありませんでした。
中太ちぢれ麺は弾力があり柔らかめの仕上がり。
加水率は高めでモチモチしています。
チャーシューは厚めに切ってありました。
ぱさっとしていますが、柔らかいもの。
メンマはコリコリとした食感で、甘めの味付け。
こういうメンマも珍しい。
麺とスープのバランスが良く完成度の高い1杯。
食べるとホッとするそんなラーメンです。
チャーハンはシンプルな味付けでこちらも食べるとホッとするもの。
たまごは入っていましたが少な目。
油は多めでチャーシューやタマネギが入っていました。
油多めなのでしっとりとした仕上がり。
控えめな味付けでしょっぱくはなく優しい味付け。
シューマイが名物のようなので、是非また食べに行きたいです。
関連ランキング:ラーメン | 浅草駅(つくばEXP)、田原町駅、浅草駅(東武・都営・メトロ)