JR山手線駒込駅から徒歩1分、お店やビルが並ぶ中にあるラーメン店。
以前は池袋にあり、石神本を見て何回かお邪魔していました。
その時も地下にお店がありましたが、移転したお店も地下にあります。
偶然そうなったのか、地下が好きなのか。
2014年7月に移転オープンしてからは初訪問。
店主さんは以前ラーメンの神様と言われた山岸氏の東池袋大勝軒にいらした方。
かなり昔の話のようです。
最初は兄弟でお店を立ち上げています。
池袋時代は東に大勝軒、西にごとうありなんて言われていました。
なぜ店名に大勝軒の名前を使わなかったのかというと、恐れ多くて使えなかったと聞いたことがあります。
店内は入ってすぐの場所に券売機があり、カウンター席とテーブル席があります。
ラーメン、ワンタンメン、チャーシューメン、もりそば、もりチャーシュー、もりわんたんなど。
もりそばはあつもりもあります。
あつもりとは、茹でた麺を冷水で締め、もう一度湯にくぐらせ温めたもの。
通常は冷たい麺が温かいので、つけ汁が冷めにくいという長所があります。
私はつけ汁が冷めるのがいやなので、つけ麺はあつもり派。
これもいろいろ好みが分かれそうです。
茶色く濁った色のつけ汁。
つけ汁は豚骨、鶏ガラといった動物系が強く、煮干やサバ節なども使われています。
ややとろみがありますね。
数十年前のことなので自信はありませんが、以前はもうちょっと魚介系が前面に出ていたような気もしますが。
これがクセになる美味しさ。
甘酸っぱい感じも個人的に好みの味。
東池袋大勝軒と比べてやや洗練されているような気がします。
自家製麺はかん水控えめでたまごが使われているのもの。
中太ストレート麺です
量は並で300gとけっこう多め。
東池袋大勝軒も多かったですよね。
大盛りは怖くて頼めませんでした。
弾力があり加水率高めのモチモチの麺は本当に美味しい。
小麦の風味がよく感じられますね。
この麺が忘れられないのです。
チャーシューは柔らかく脂身は少な目。
こちらも美味しい。
現在大勝軒ののれんを掲げる店は多数ありますが、う~んと思ってしまうお店もあるのでして。
麺屋ごとうは間違いなく山岸さんの大勝軒イズムを継承しているお店だと思います。
大勝軒が好きな方は是非行ってほしいお店なのです。