JR東海道線沼津駅より徒歩10分、沼津警察署の近くにある家系ラーメン店。
広い通り沿いにあるので、場所は分かりやすいです。
創業は2001年なので、20年以上続いているお店。
家系ラーメンとは、1974年創業の「吉村家」(神奈川県横浜市)を源流とするラーメン店の店舗群、あるいは「吉村家」に類似する濃厚な豚骨醤油ラーメンのジャンルを指す名称になります。
ちなみに「吉村家」創始者の吉村実さんは吉村家を創業する前に、ラーメンショップで働いていたことがあります。
沼津家の店主さんは、吉村家初期~中期に修業された方。
というわけで、吉村家創業期の味を受け継いでいる貴重なお店。
なんですが、沼津家は直系ではないんですよね↓
駐車場は店の西側を奥に進み、裏側に6台分あります。
赤い看板に白い文字。
家系ラーメン店はこのパターンが多いです。
店内入って左側に券売機があります。
カウンター15席のみの縦長の店内。
数十年前に一度来ていますが、その頃と変わらないな~
営業時間は通しなので、昼飯を食べ損ねても安心です。
ラーメン、黒塩ラーメン、和風ラーメンの3種類があり、それぞれチャーシューメンが出来ます。
食券はプラスチック製でこれも吉村家と同じ。
家系ラーメン店ではおなじみですが、麺の硬さ、味の濃さ、油の量など好みを聞いてくれます。
トッピングは白髪ねぎ、ほうれん草、のり、味玉、チャーシューなど。
鶏油がタップリ入っていて食べる前から食欲をそそられるいい香り。
アツアツスープは豚骨メインの動物系。
思ったほどしょっぱさはなく、家系ラーメンの中ではこのあたりはおとなしめではないでしょうか。
鶏油は多めですが、口当たりは良く比較的さっぱりいただけます。
中太麺はモチモチしていて短めですすりやすい。
加水率高めの麺です。
この短さが家系ラーメンの特徴でもありますよね。
家系ラーメンではおなじみの酒井製麺の麺を使用。
チャーシューは窯焼きのもので、噛むとジューシーな肉汁が口の中に広がります。
燻した香りもいいですね。
吉村家と同じ作り方のようです。
味玉は中が半熟で好みのタイプ。
これは美味しい。
のりに豆板醤を添えて、ネギや麺を巻いて食べたりしました。
これがやめられない食べ方。
10年以上ぶりでしたが変わらず美味しかったです。
黒塩ラーメンが気になるのでまた来なければ。