JR東海道線天竜川駅から車で7分、飯田街道沿いにある四川料理店。
けっこう車の交通量は多いので、いい立地ではないでしょうか。
以前来ていましたが早じまいで食べられなかったのでリベンジしました。
まわりは飲食店、マンション、住宅などいろいろな建物が並ぶところ。
ラーメン店でいうと、『麺創房 一凛』が比較的近くです。
四川料理とは特に痺れるような辛さを意味する「麻辣」(マーラー )を味の特徴とする中華料理。
辛さだけでなく、しびれもあるってことですね。
麻婆豆腐は辛さにシビレが加わると、四川風麻婆豆腐なんて言います。
外観は一見住宅のような感じで、入り口が南側にありそんなに目立ちません。
駐車場面の壁にかろうじて看板があります。
店内はカウンター席のみで入って右側と左側に1列づつ、仕切り板で仕切られています。
年季の入った店内。
壁にメニューが貼ってあります。
11時開店と同時に到着しましたが、すでに食べ終わっている人がいてビックリ。
しかも2人も(笑)
10時半くらいに開いているのだろうか。
店の外観の側面にも11時~営業って書いてあります。
一品料理はエビチリ、チンジャオロース、麻婆豆腐、野菜炒めなど。
ラーメンとチャーハンが数種類ずつありました。
平日ランチタイムはお得なセットがあり、記載されている麺類を注文すると何と半チャーハン無料。
これは頼まずにはいられない。
普段通常のラーメン店では見かけないメニューも多数あり、中には想像もつかないようなものも。
担々麺が白と黒があったり、重慶麺ってどんなものだろう?
食べたことがある方、ぜひ教えてください。
予想していたものと全く違いました。
容器ごと火にかけられていたようで、グツグツした状態で提供されました。
トッピングはたまご、麻婆豆腐など。
スープというか、汁は少な目でラー油が入ってオレンジ色。
これだけ飲むとけっこうな辛さ。
辛いのが苦手な方はやめたほうがいいです。
細もやしが入っているのが面白い。
細もやしは西日本でよくラーメンに入っているのを見ますが、静岡では珍しい。
麻婆豆腐は辛くてしびれるもので、まさに四川風。
アツアツなので、余計辛さが伝わってきます。
でも辛さとシビレのバランスが良くとても美味しい。
やっぱり麻婆豆腐は四川風の方が好きです。
細ちぢれ麺が底の方に隠れていましたが、見た目黄色い色をした昔ながらの中華麺といった感じ。
ただ、伸びにくいようなものを使っているように思えました。
高知の鍋焼きラーメンに使われているような麺。
麻婆豆腐も食べたいし、ラーメンも食べたいという私のような欲張りにはぴったりのメニュー。
ありがたい限りです。
更に無料で付いてくるチャーハン。
全体的にしっとりしていて塩気はそこそこ。
たまごが主張している味。
おかゆのような感じもします。
こういうチャーハンも初めて食べました。
そこに残ったスープをかけて食べるとこれがとんでもなく美味しい。
店主さんらしき人は電話で中国語(多分)を話していたので、四川料理の本場で学んだ方なのかもしれません。
気になるメニューが多数あるので再訪必至ですね。