県道16号線と青野川間にあるラーメン店。
下田方面から伊豆最南端石廊崎に向かう途中になります。
お店の前は何回か通っていて気になっていました。
まわりは民家か畑というのどかな場所。
栄吉丸という店名から推測できるのは
①漁船を持っている漁師さんのお店
②矢沢永吉のファン
どちらでしょう？
はたまた別の理由があるのか。
確かめに行ってきました。
駐車場は道路を挟んで斜め向かいくらいの砂利の場所。
店頭にも駐車場にも案内があります。
入り口には事務所という文字が見えて、以前何かの事務所だったことが分かりました。
店内はカウンター席と小上がり席あり。
L字型になって細長い感じ。
厨房内は結構な広さで作業がしやすそう。
主なメニューはラーメンとつけ麺。
サイドメニューでチャーシュー丼もありました。
木曜日限定のラーメンは通常とは違ったラーメンを提供するそうで、そちらも気になります。
真ラーメンというのがありましたが、読み方がまことなのかしんなのかお店の方に聞いてみたら、しんラーメンだそう。
静岡県内には麺屋真（めんやまこと）というラーメン店があるのでややこしい。
漬物が付いてきました。
ラーメンのトッピングはメンマ、ネギ、チャーシュー、のりなど。
スープは動物系と魚介系が効いているもので、濁った色をあいています。
特に魚介系の後味がキッチリ感じられ、キレのあるスープ。
まさかこんな場所でこんなスープに出会えるとは思わなかった。
ビックリしました。
油はそれほど浮いてなく、動物系の旨味はきっちり出ていますが意外と飲みやすい。
どこか関東圏などでラーメン修業経験がある方なのだろうか。
中野に本店がある『青葉』のような気もしますが・・・
細ストレート麺は丸い形状をしていて、加水率低めでパツンとした噛み応えが心地よい。
チャーシューはロース肉で柔らかく、肉を食べてる感があり美味しい。
チャーシュー丼はチャーシューの切れ端などが乗っていて、甘めのタレがかかっていました。
切れ端なのでややしょっぱめではありますが、ご飯とタレとの相性がよく、いくらでも食べられそうなほど美味しい。
マヨネーズがかかっていたら更に美味しくいただけたかもしれません。
で、最初の方で店名の推測をしていましたが、正解は両方でした。
店内のBGMが矢沢永吉だったから。
栄吉丸という船も持ってるようです。
永ちゃんファンのラーメン店は私が知っているだけでもいくつかあり、横浜の流星軒、栃木県さくら市のE・Y武末など。
両方とも行きました。
こんな場所でこんなラーメンが食べられることに感動すること間違いなし。
お店の方は接客が丁寧で好感が持てるお店だったので、ぜひまた行ってみたいです。
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