東海道線西焼津駅より車で15分、石津浜公園や小川港の近くで、目の前には木屋川が流れる住宅街にあるラーメン店。
以前は『粋蓮』という店名で焼津市の東小川にあり、同じ焼津市の田尻北に移転オープンして『粋蓮華』に変わりました。
西の方から向かっていくと、船小屋の前を通り過ぎかなり狭い道で木屋川沿いを進んでいくとお店があります。
北側からお店に行くのが一番スムーズです。
突然スタイリッシュな空間が現れるので初めての人はビックリすること間違いなし。
知っていないとなかなか来られない場所ですね。
駐車場は店の前に16台ほど。
外観を見ただけではとてもラーメン店とは思えません。
前回は移転直後にお邪魔して行列が出来ていましたが、今回はスムーズに入れました。
店頭にある銀色の看板が素敵です。
小学生以下は入れませんと案内あり。
移転当初は2種類のみでしたが、かなり増えましたね。
手火山式製法で作られた貴重な鰹節を使ったもの、煮干ラーメン、魚介NOODLEなど。
大きなボタンは全部醤油ラーメンなので、醤油ラーメンがおすすめなのでしょう。
トッピングやご飯ものもかなり種類が増えました。
前回は粋蓮華NOODLE塩をいただいたので、今回は醤油にしてみます。
冷たいお茶が美味しい。
トッピングは移転前と同じように別皿で提供されます。
鶏と豚のレアチャーシュー、メンマ、青ネギ、白ネギ、小松菜、のりなど。
まず醤油の香りでたまらなく食欲をそそられます。
麺が整えられていて美しい。
スープは醤油の風味が前面に出たもので、醤油好きにはたまらないもの。
これだけ醤油を使いこなしているお店もなかなかないと思います。
それを支える鶏を中心とした出汁感も感じられ、とても丁寧なつくり。
キレのあるスープです。
前回の塩も美味しかったけど、今回の醤油もメッチャ美味しい。
更に魚介も煮干も食べてみたいし本当に悩みます。
移転して自家製麺になりましたが、細ストレート麺はしなやがで表面はなめらか、コシがあり歯切れのよい噛み応えがたまらない。
とても自家製麺を始めたばかりとは思えません。
豚ロースのチャーシューはジューシーで柔らか。
肉の旨味が十分すぎるほど感じられます。
豚は焼豚もありこちらは香ばしくて食欲をそそるもの。
鶏チャーシューはしっとりしていて柑橘系で味付けされています。
柔らかくて噛んだ時の歯ごたえがたまらない。
こんな場所でこんなラーメンが食べられるって本当に面白い。
クラウドファンディングもやっているようなので、興味がある方は申し込んでみてはいかがでしょう。
丹波産黒大豆で新桶初しぼり木桶醤油をオーダーメイドするとのことです。
このポスター、ちょっと怖いです(笑)