JR東海道線焼津駅から徒歩7分、焼津港のすぐ近くにある食堂。
最近まで存在を知りませんでした。
建物の横には大きくお食事処トミヤと書いてありますが、正面から見るとのれんがかろうじて見えますが全く目立たない存在。
商店街っぽくはありますが、人はほとんど歩いていません。
そんなお店ですが、何と朝6時半から営業しています。
朝早い漁師さんの為でしょうか。
店内に入るとおばあちゃんが孫の世話をしていました。
何ともほのぼのとした家庭的な雰囲気。
お客は私一人。
店内テーブル席と小上がり席があり合計32席が貸し切りでした。
使っていないような物置のような席もありこのゴチャゴチャした雰囲気がたまらなく好き。
奥に厨房があり、厨房入口の上に木の板に書かれたメニューがありました。
肉丼、親子丼、海鮮丼、マグロ丼数種類、うどん、そば、焼き魚定食、チャーハンなど。
あれ?ラーメンがない。
以前他の方のレポでラーメンがありましたが、メニューにはありませんでした。
お店の方に聞いてみると「出来ますよ」とのこと。
ああ、よかった。
マグロあぶり丼、ラーメン、みそ汁、豆腐、黒はんぺん、漬物がお盆の上に乗っています。
ラーメンのトッピングはゆでたまご、豚バラ肉、のり、ネギなど。
スープはにごった色をしていますが、とてもあっさりとしたもの。
素朴な味。
肉はかたまりのまま焼いたような感じ。
細ちぢれ麺は柔らかめの仕上がりで黄色っぽく、昔ながらの中華そばの麺といった感じ。
黒はんぺんが2枚も付いてくるのが静岡っぽくていいですね。
しかも焼いてありました。
みそ汁は油揚げげが大量に入っています。
マグロあぶり丼はスクランブルエッグ、ゆでしらすが乗っていて、予想と違ってちょっとビックリ。
マグロ専門店清水港みなみのように身の表面を軽く炙るのではなく、全体的に火が入っていました。
以前食べたヤマキ寿司でパックで売っていたマグロのような感じ。
少し醤油をかけていただきました。
これがけっこうなボリューム。
豆腐やポテサラもあるのでラーメンなしでもお腹いっぱいになるでしょう。
マグロ丼やマグロ漬け丼も気になります。
港町のノスタルジック食堂でラーメンが食べてみたい方、是非行ってみてください。