1軒目はラーメンのの鬼と言われた支那そばや佐野実氏のお店ののれん分け店になります。
のれんに支那そばやと書いてあるので、必見です。
ラーメンマニアの間でもここが好きという人は多く、人気があります。
店主さんのラーメン作りを見ていると、魂が入っているというか、オーラが凄いというか、とにかく圧倒されてしまいます。
そんなラーメンを求めて、幅広い年齢層のお客さんが訪れます 。
店主さんの平ざるを使った湯切りは見事で、ここに来たら見逃してはいけないポイントです。
醤油ラーメンと塩ラーメンはスープが違うところもこだわりのポイント。
醤油ラーメンは食べる前から醤油の上品な香りがしてとても食欲をそそります。
スープは表面が鶏油で覆われていて、鶏ガラなどの動物系と魚介系、野菜などを使ったもの で、 スッキリしていますが、旨味が何十にも重なり合った奥深い味わいになっています。
この出汁感を醤油がうまくまとめています。
中細ストレート麺は国産小麦を使った自家製麺になります。
しなやかでシルクのような滑らかなのが支那そばやっぽいです。
そんな感じながら噛んだ時の歯切れの良さも特筆もの。
ワンタンは自家製で皮がなめらかでチュルンと口の中に入ると、肉汁がジュワっと出てきます。
メニューの中でもチャーシューは2種類あり、チャーシューワンタンメンは肩ロースのもの。
柔らかくて肉の旨味がぎゅっと閉じ込められています。
ここまで美味しいチャーシューにはなかなか巡り合えません。
もう凄すぎて私ごときがいろいろ語るのも恐れ多いといった感じです。
チャーシューもワンタンも美味しいので、チャーシューワンタンメンか、まるとくラーメンがおすすめです。
静岡県屈指の人気ラーメン店 。
何十年も前からラーメン本の常連で、 県外からも数多くのお客さんが訪れます。
駐車場が満車で入れずあきらめたことも何度かあります。
もちろん私も何度も行きました。
平日の15時くらいでも店内満席ということもあります。
店内は若い方から年配の方まで幅広い年齢層のお客さんであふれています。
おすすめは辛口味噌ラーメン 。
ネギの下にはタップリのもやしがあります。
スープはさらりとしていますが、ニンニクが効いていて酸味があります。
ジャンクな味わいで、これがクセになります 。
豚肉やタマネギもタップリ入ります。
豆板醤の辛さでしょうか、けっこう辛口です。
これは私の辛さの基準で言っているので、ご了承ください。
手打ちの中太平打ち縮れ麺はややちぢれていて、モチモチとした食感。
これがメッチャ美味しいのです。
この麺を求めてお客さんが多数来るんですよね。
途中でおろしにんにくを入れると、 パンチが増して味の変化が楽しめます。
一度食べたらヤミツキ間違いなしのラーメン店です。
『卓朗商店』が『真卓朗商店』として リニューアルしました。
かなり久しぶりですが、店主さんはかなり 前から交流がありました。
今の場所に移転する前はムール貝などを 使ったラーメンなど、静岡で食べたことのないラーメンに驚いた記憶があります。
当時静岡にはおいしいラーメン屋はないと思い、東京ばかり行っていたんですよね。
静岡のラーメン店を見直すきっかけになったお店です。
おすすめは 特製つけ麺の塩味になります。
トッピングはうずら、チャーシュー、のり、味玉三つ葉など。
チャーシューは肉々しくてとても美味しい。
つけ汁はややしょっぱめですが、塩のうまみと魚介系などのダシのバランスがとてもよく、完成度が高くてビックリしました。
昔と比べたらかなり進化していると思われます。
平打ち麺は滑らかでつるつるいただけます。
メニューによって選べる特典が壁に貼ってあります。
つけ麺は地元沼津の戸田塩(へだしお)が選べます。
戸田塩は駿河湾の海水を13時間薪だけで炊き上げる無添加ゼロの手作り自然海塩で、手間がかかって作られる貴重な塩になります。
この塩の旨味は半端なく、麺にこの塩だけつけて食べるとこのうえなく旨いのです。
これは本当におすすめ。
デポというショッピングセンターの目の前になります。
富士宮の商店街の神田通り沿いにあります。
平日でも開店前から行列が出来、営業中は行列が絶えない人気です。
私もコメントさせていただきました【最新!最強!究極のラーメン 静岡版 2019 ぴあ】 で、東部伊豆地区グランプリを獲得しています。
店内はブルースなどが流れ、お洒落な雰囲気。
店主さんは東京の数々のラーメン店で17年間修業し、富士宮で自分のラーメン店をオープンしました。
メニューは少ないのですが、基本の白そばがおすすめです。
トッピングは鶏チャーシュー、トマト、大葉、針生姜など。
見た目が美しく、透き通ったスープが印象的です。
白醤油の独特な甘みと鶏と魚介系の出汁感の組み合わせがたまらないスープ。
一口飲むと、うわ、美味しいと思ってしまいます。
静岡県内ではなかなか味わえないものです。
麺は地元富士宮で焼きそばの麺を作っている有名メーカー「叶屋」に特注しています。
塩でも醤油でもない独特なラーメン 。
1杯のラーメンとしての完成度がとても高く自信をもって人におすすめ出来ます。
ららぽーと沼津のフードコート内にあるラーメン店。
私が日本一だと思っている湯河原町の飯田商店がららぽーと沼津に湯河原飯田商店として出店しています。
麺もスープも湯河原の店舗で作りららぽーと沼津まで運んでいます。
私がコメントさせていただきました究極のラーメン2021静岡版究極のラーメンAWARD新店部門1位のお店です。
おすすめはチャーシュー麺。
見た目がとても美しいです。
スープを飲むと、鶏の風味が際立ちます。
秋田の比内地鶏と、鹿児島の黒さつま黒王が使われています。
食べ進みと魚介系の風味が顔を出してきます。
ららぽーと沼津のスープは本店仕様と違い、魚介系が使われています。
エッジの効いたしなやかで滑らかな自家製麺も美味しすぎです。
柔らかいチャーシューは豚のしきんぼうという部位が使われています。
焼いてからワラで蒸して香りをつけているそうで、ものすごく手が込んでいます。
こちらも柔らかでジューシーでメッチャ美味しい。
フードコートのラーメンだと思って油断してかかると大変なことになります。
おそらく日本一美味しいフードコートのラーメンだと思います。
取材拒否店で、私が知る限りではテレビや雑誌に出たことがありません。
富士市の工場が多いエリアにあります。
お店が小さいので、あまりお客さんが来られても困るのでしょう。
昼間のみの営業ですが、営業中は行列が絶えない人気ラーメン店です。
もう何回もお邪魔しているラーメン店です。
外観は激渋で昭和で時が止まったかのような雰囲気で、知っている人しか入ろうとは思わないのではないでしょうか。
おすすめは手打ちラーメン。
ラーメンのトッピングはネギ、チャーシュー、なると、のり、メンマなど。
煮干や鶏などが感じられるシンプルなもの。
ガツン度はありませんが、じんわり胃に染み渡るような美味しさです。
甘みが少しあり、昔ながらの中華そばをパワーアップさせたような感じもします。
きりっとした醤油の味わいも特徴的です。
加水率高めでモチモチしていて、啜った時ののど越しがよくてとても美味しい。
いつも思うのですが、麺とスープのバランスがよくて、1杯のラーメンとしての完成度が高いんですよね。
待たずには入れたことがないラーメン店で、昼のみ営業とハードルは高いのですが、苦労して食べられた時の達成感は半端ないです。
行ったことがない方は是非一度行ってみてください。
松福は以前都道府県別うまいラーメン店ランキング、静岡県1位になったこともあります。
本店が沼津港近くにあり、支店やFC店が県内や山梨県、神奈川県などにあります。
松福のうまいラーメンは松福の看板メニュー
トッピングはのり、ほうれん草、キャベツ、チャーシュー、ネギなど。
まずはキャベツをスープに浸します。
やや甘めの濃厚豚骨スープは、口に含んだ瞬間「おお、旨い」と言いたくなるもの。
メニュー名通り、だれが食べても『うまい』と思うスープだと思います。
豚骨100パーセントで、他の動物系は使われていません。
10時間以上煮込んでいるそうです。
加水率高めの太麺は、モチモチした食感とコシの強さがウリ。
濃厚スープによく合います。
柔らかいもち豚のチャーシューは、門外不出のタレに漬け込まれたものでジューシー。
チャーシューメンを注文する人も多いようです。
途中で卓上のおろしニンニクを投入。
これはがまた旨いのです。
紅ショウガもありましたね。
美味しくいただきました。
ちなみにチャーハンは並でも普通の店の大盛り以上あるので注意が必要です。
最初に卓朗商店を食べたときは感動しました。
それまでは静岡にはあまり美味しいラーメンがなくて東京にばかり行っていました。
燻製玉子も衝撃的なうまさでした。
そこから静岡県東部地区のラーメンはレベルが上がっていったのではと思っています。
もちろん昔と変わらなく美味しいというラーメン店もあります。
いろいろ食べ比べると新たな発見があると思いますよ。