※さとう跡のラーメン店の記事はこちら
Ramen FAKE(フェイク) 静岡市葵区人宿町 味噌ラーメンがおすすめ
JR東海道線静岡駅から徒歩14分、静岡市の水道局の近くにあるラーメン店。
おお、前に来たことがある日本料理のITAMAE朝太郎(あさたろう)のすぐ近くです。
ラーメン店で言うとヒトヤドノクジラの近くになります。
少し裏通りっぽい場所になります。
東京の代々木八幡駅近くにおそうざいと煎餅もんじゃ さとう というお店があり、そちらでラーメンが評判になり専門店を静岡にオープンすることになりました。
しかもそちらでは担々麺は提供していなかったので、新しい挑戦になります。
さとうさんでは東京の浅草開化楼の麺を使っていて、そちらの不死鳥カラスさん協力でラーメンが作られていたようです。
静岡県内でも浅草開化楼の麺を使っているお店は数えるほどしかありません。
珍しいと思います。
代々木八幡といえば新宿と渋谷の中間くらいで、私もお邪魔したことがある二郎インスパイアラーメン店の千里眼が近くにあります。
お店は一見ラーメン店には見えないほどお洒落です。
店内は入って手前がカウンター席、奥の方に横の何人か並んで座れる席があります。
カウンター席は1席ごとに仕切られていました。
券売機は入って右側にありました。
カウンター席に座ると、浅草開化特製麺の札が見られました。
パーコー担々麺 1280円
担々麺 980円
黒酢サンラータン麺 930円
醤油拉麺 830円
他トッピングで追いパーコー、追いチャーシュー、追いパクチー、追い玉子があります。
サイドメニューは炙りチャーシューご飯などがあります。
ラーメンを頼むと小ごはんは無料だったんですね、頼めばよかったと思いましたが後の祭り。
注意してください。
卓上調味料は黒酢、醤油、花椒、ラー油などがあります。
注文時にパクチーが入りますが大丈夫ですかと聞かれました。
はい、私は大丈夫です。
パーコーは担々麺とは別皿で少し遅れて提供されます。
別皿でパーコーが提供されるのは初めての体験です。
トッピングはネギ、ひき肉、パクチー、クレソンなど。
スープのベースは清湯系でさっぱりしたもの。
そこに様々なスパイスや山椒などが加わり複雑な味わいになっています。
このカラシビ感、大好きです。
攻めてます。
ゴマの風味も感じられます。
辛さもシビレもけっこうなもので、辛いのが苦手な人は少しつらいかもしれません。
私は以前は辛い物が苦手で最近はそうでもないのですが、昔の私なら食べられなかったかもしれません。
浅草開花楼の細麺は加水率低めと思われちぢれています。
浅草開花楼の麺は東京でたくさん食べてきましたが、こんな麺は初めてです。
こんな麺も作るんですね~ビックリです。
パクチーは強烈な風味です。
私は大好きなのでパクチーマシにすればよかったかも。
ロース肉のパーコーはカレー味がします。
カレー粉を使っているのかカレーによく使われているスパイスが使われているのかは分かりませんでした。
一般的なパーコーメンに乗ってくるパーコーとは違い、唐揚げのような感じです。
外側はサクサク、中はジューシーな仕上がり。
これをつまみにビールが飲みたいです。
最初のうちはそのまま食べていましたが、最後の方はスープにつけていただきました。
どちらの食べ方も美味しかったです。
スープの底にひき肉が沈んでいるので、レンゲで必死になってすくっていただきます。
麺を食べ終わったころ、偶然お店にいた知り合いの方から卓上の黒酢が合いますよとアドバイスをいただき入れてスープを飲んでみると、うわ、メッチャ美味しい。
黒酢の独特な酸味が加わり個人的に好みの味になりました。
次回来たら最初から入れること間違いなし。
あ、あとパクチーマシで。
全体的にかなり攻めてる感じがありました。
これが東京の感覚なのでしょうか。
東京のカラシビラーメンで有名な鬼金棒やスパイスラーメン卍などを食べていた私は個人的には大好きな味で、静岡にもこんなお店が出来てくれないかなとずっと思っていたので今回の出店は嬉しい限り。
静岡でも受け入れられるといいですね。