JR東海道線舞阪駅から車で6分、イオンモール浜松志都呂の近くにあるラーメン店。
大行列が出来ることで有名な東京の六厘舎出身の方のお店になります。
六厘舎は以前大崎にあり、私もオープンしてすぐに行きました。
その頃は店主の三田さんが厨房に立っていて、昼の部と夜の部があり総入れ替え制でした。
今では考えられないですが、当時は並ばず入れたのです。
三田さん、見た目は怖い人ですが、「ゆっくり食べてくださいね」と声もかけていただきました。
その後あまりにも行列が激しくなり閉店してしまい、現在は東京駅地下ラーメンストリートに六厘舎TOKYOがあります。
そんな伝説の店出身の方のラーメン店だから、静岡にオープンした時は本当にびっくりしました。
外観はかなり落ち着いた雰囲気。
駐車場は店の前の舗装したところではなく、その隣の砂利のところになります。
店内はカウンター席のみで10席あります。
店主さんと女性の方が厨房内にいました。
店内入って右側に券売機があります。
少し時間をずらしたつもりでしたが、店内満席で少し待ちました。
平日なら13時半以降くらいが混まないのかもしれません。
つけ麺のみになります。
あつもりとそうでないものがあります。
一応説明すると、通常のつけ麺はつけ汁が熱くて麺は冷たいもの。
あつもりは麺もつけ汁もアツアツです。
開店当初はあつもりが出来なかったので、これは嬉しいです。
個人的にはつけ汁が冷めてしまうのがいやなので、あつもりが出来るお店ならあつもりで注文しています。
これは好みが分かれるところだと思います。
現在はつけ麺のみですが、周年か何かで中華そばを提供したこともあり、その時食べに行ったりしました。
現在は活動していませんがしずめんのかなり高橋氏とお邪魔しました。
かなりさん、今でも元気ですよ。
トッピングは味玉、メンマ、ねぎ、なると、チャーシュー、のりなど。
つけ汁は濃厚な動物系と濃厚な魚介系がガッツリタッグを組んだもの。
本当にドロドロしています。
甘みもあり、魚粉などのザラザラした感じもあります。
こんなつけ麺は静岡県内にはないと思います。
開店当初より確実に濃厚になっています。
これはスゴイ。
つけ汁が麺に絡み過ぎて麺を食べ終わるころにはつけ汁残っているのだろうかというレベル。
麺はあつもりにしたので極太麺ですが柔らかめでアツアツ。
あんまりガチガチした麺は個人的に好きではないので本当にありがたい。
モチモチした食感が楽しめると同時に、小麦の豊かな風味も感じることが出来ます。
ただ極太麺なので、噛むのに時間はかかります。
六厘舎は浅草浅草開化楼の麺ですが、京蔵はカネジンの麺を使っています。
半熟味玉は割ってみると中身がとろけ出す感じで、個人的に大好きなパターン。
つけ汁につけていただきます。
メッチャ美味しい。
動物系の濃厚さと魚介系の和風な感じが交互に襲ってきます。
麺を食べ終わるころにはつけ汁が残っていませんでした。
これって凄い事ですよね。
私が麺をつけ汁にドップリつけて食べていたこともありかもしれませんが、スープ割りを頼めない状況です。
開店してから10年はたっていますが、こんなに変化しているとは本当にびっくりです。
私のような年寄りには少しきつくなる感じはありますが、ドロドロつけ汁未体験の方、若い方には是非行ってみてほしいラーメン店です。
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