JR身延線入山瀬駅より徒歩15分、線路と川に挟まれた場所にあるラーメン店。
しかも踏切の横にあるので、1時間に数回踏切音が響き渡ります。
まわりは住宅と工場などがあります。
新東名の高架もすぐ近くに見えます。
外観はノスタルジックで昭和の雰囲気。
お店は細長い感じで、独特なつくりになっています。
駐車場はお店の南側に看板があり、屋根付きのところになります。
倉庫のような場所です。
店内も期待通りで昭和で時が止まったかのような感じ。
柱時計が印象的です。
詳しくはYouTube動画をご覧ください。
カウンター席と小上がり席があります。
窓枠のところには植木が置いてあり、ほのぼのとした感じ。
そういえば、焼津市の『てんこちょ』の植木には本当に癒されました。
お店はおじいちゃんとおばあちゃんの2人体制。
こちらのお店に来るのは2回目になります。
ラーメンの種類が一番多いのですが、焼きそば、ホルモン定食、チャーハン、一品料理などがあります。
こちらのお店で評判なのはホルモン。
というわけで、狙いはホルモンラーメン。
トッピングはホルモン、なると、ねぎ、メンマ、のりなど。
スープにはすでにホルモン炒めの味が溶け込んでいてベースが何だかあまり分からない状態。
スープだけでもとても食欲をそそります。
ホルモンは甘めの味噌味でニンニクの風味も感じられます。
ところどころ焦げ目がついていて炒められているのが分かります。
柔らかくて弾力があり、とても美味しくて食欲をそそります。
これは単品で食べて日本酒かビールを飲みたくなる味。
中太麺は弾力があり加水率高めでモチモチしています。
ホルモンは大量に入っていてアゴが疲れますが、味噌味、ニンニク、脂の甘み、香ばしさなどが複雑に絡み合いいくらでも食べられそうな美味しさ。
食べている最中に踏切の音がカンカン鳴り出して、目の前を電車が通過していきました。
このノスタルジックな雰囲気の店内で食べる絶品ホルモン、踏切横という素晴らしいロケーション、まさにラーメン界の文化遺産です。
川と線路に挟まれた細長いラーメン店ってなかなかないですよね。
お店の方も高齢のようでもしかしたら突然閉店などということもあるかもしれません。
そうならないうちに早めに行かれることをおすすめします。