JR東海道線袋井駅から1,598m、徒歩だと25分、車で5分の場所にあるラーメン店。
目の前にはファミリーマートがありますが、比較的のどかな場所。
広大な畑も見られます。
ラーメン店だと『中華そば誠』、『喜八屋』『あじ助袋井店』が比較的近く。
京都市左京区の銀閣寺近くで15年間続いた麺や向日葵が、店名はそのままで静岡県袋井市に移転しました。
店主さんは新福菜館に在籍したことがあるようです。
新福菜館は私も大好きなラーメン店。
本店を含め、関連店には数えきれないほど行っています。
これは楽しみです。
何と兄弟店がオープンしていました。
駐車場は店の東側に5台、少し離れた場所に第二駐車場、川沿いの土手にもとめられます。
店の西側はファミリーマートの駐車場になるので、絶対にとめないでください。
訪問時の営業時間は11時~14時、定休日は火、水です。
12時くらいにお邪魔すると、駐車場は1台だけ空いていました。
運が良かった。
外待ちは6名ほど。
相変わらずの人気ですね。
修行先である「新福菜館」や、京都の製麺所「麺屋棣鄂」からなど送られたものが天井付近にこれでもかと貼ってあります。
店内は吹き抜けになっていて、木を基調とした落ち着いた雰囲気。
カウンター10席のみの店内。
奥の方には長渕剛の絵が飾ってありました。
前回来たときは座った席の場所で見えなかったんですよね。
訪問時はご飯類のメニューがテイクアウトのみになっていました。
やきめし食べたかったけど残念。
トッピングはチャーシュー、のり、ネギなど。
スープを一口飲むとうわ、旨い。
醤油のキレのある風味が感じられます。
店主の修行先でもある京都を代表する名店『新福菜館本店』の醤油ダレを特別に使用しています。
醤油好きにはたまらない味。
ベースが動物系と魚介系でしっかりしているのでさっぱりしながらも物足りなさはありません。
旨味が何重にも重なり押し寄せてくるような感覚。
しょっぱさも感じますが、これがクセになる味わい。
中細ストレート麺はふすまが入っていて、黒いつぶつぶのように見えます。
ちなみにふすまとは、小麦の粒の外皮の部分や胚芽などの「表皮の部分」を現します。
小麦ふすまは、食物繊維やマグネシウムだけではなく、ビタミンやカリウムも豊富です。
もうちょっとパツンとした食感を想像していましたが、そうではありませんでした。
弾力のある小麦の風味豊かな麺です。
九条ネギだと思われるネギは、シャキシャキした食感で私が苦手な辛味もなく、とても美味しい。
肉多めにしたチャーシューは豚バラロールで、はしでつかむと崩れ落ちるほど柔らかいもの。
脂身の部分がとろける美味しさでクセになります。
これは肉多めにしてよかった。
唐揚げは一つのサイズが大きくて一口では食べられません。
外側はカリカリ中身はジューシー。
醤油の味付けがたまらない。
これは美味しい。
そしてご飯の量は大・中・小から選べたので大にしてみました。
これがけっこうなボリュームで腹パンになりました。
お米は山形県産つや姫を使用していて、名前通りツヤツヤでふっくら甘みもあり美味しいごはん。
美味しかったのですが、やきめしが食べられなかったことだけが心残り。
新福菜館と言えばやきめしは外せませんからね。
復活したらまたお邪魔します。