伊豆箱根鉄道駿豆線大場駅から車で4分、国道136号線沿いにあるラーメン店。
エネオスのガソリンスタンドの隣。
ラーメン店で言うと、『田ぶし 三島店』や『めんりすと』の近く。
伊豆・村の駅も近いです。
目の前の国道、通称下田街道は南に向かうと伊豆方面で、観光客の車などかなり交通量が多い場所。
「鈴福」という名前の由来は、店主の鈴木さんの「鈴」と先代の出身である福島県の「福」なのだそう。
初心を忘れることのないようにと名付けられたのだそう。
創業は1977年で40年以上続いている老舗。
何十年も前からラーメン本の常連で、
県外からも数多くのお客さんが訪れます。
もちろん私も何度もラーメンを食べています。
静岡東部地区のラーメン好きなら知らない人はいないのではないでしょうか。
それくらい有名なお店なのです。
この日は2代目店主さんが接客などを行っていて、3代目?の若い方が厨房に入っていました。
よく行列が出来る店ですが、行列時はメニュー表を持った店員さんが並んでいる時から注文を聞いてくれるので、それほど待たずに食べられます。
駐車場は店の前にありますが、やや狭いので注意が必要。
店内はカウンター席とテーブル席があり、
お客さんは若い人から年配の方まで様々。
前回は平日の15時くらいでも店内満席でしたが、コロナ渦ということもあってか、先客は1人。
こんなことは初めてです。
狙い目は平日の15時~16時くらいかな。
いろんな年齢層の方々から愛されていて、すごい人気です。
主にラーメンはしょうゆ味とみそ味。
チャーシューメンや辛口のラーメンもあります。
中でも店長おすすめが辛口味噌ラーメン。
では、おすすめの辛口味噌ラーメンにしてみます。
ネギの下にはタップリのもやしがあります。
スープはさらりとしていますが、酸味がかなりあります。
スープのベースは豚骨と鶏ガラ。
香ばしくて濃い目の味噌味。
ニンニクが効いてジャンクな味わいで、これがクセになります。
パンチがある味で、一度食べたら忘れられないもの。
豚肉やタマネギも入ります。
豆板醤の辛さでしょうか、けっこう辛口です。
胡椒がよく合いますね。
手打ち麺はややちぢれていて、モチモチとした食感。
この麺を求めてお客さんが多数来るんですよね。
玉ねぎと麺を一緒に口の中に入れたときの食感が面白い。
途中でおろしにんにくを入れると、
パンチが増して味の変化が楽しめます。
ご飯との相性もよさそう。
麺とスープのバランスが良く、1杯のラーメンとしての完成度が高いと思いました。
店内は混んでいることも多いですが、お客の回転は意外と速く、そんなに待たずに食べられます。
会計は入り口横にレジがありました。
餃子のテイクアウトもやっているようで、けっこう注文が入っているようでした。
人気も納得なラーメン店なのです。